私が注目している期待の新人。
それがスウェーデンのイエテボリから登場したART NATIONである。
薄毛の人にはビビッときそうな名前だ。
イエテボリと聞くとメロデス勢を思い浮かべるが
このバンドは好物のメロディック・ハード。
本人たちは比べられるのが嫌みたいだが
H.E.A.Tが好きな人は間違いなく気に入るだろう。
(l. to r.)
Johan Gustavsson(ヨハン・グスタフソン)<g>
Christoffer Borg(クリストファー・ボルグ)<g>
Alexander Strandell(アレクサンダー・ストランデル)<vo>
Carl Tudén(カール・トゥーデン)<ds>
Simon Gudmundsson(サイモン・グズムンドソン)<b>
アレクサンダーがDIAMOND DAWNを脱退後
クリストファーとセオドア・ヘッドストロム<key>に
出会ったことにより物事がうまく進みだす。
彼はオーディション番組『Idol』に出演経験がある。
そうなると余計にH.E.A.Tと似通ってしまうのだが。
またカールはスウェーデンのドラム・コンクールの優勝者。
現在はサイモンが脱退し
女性ベーシストのレベッカ・トリエルスが加入している。
2017年 1st REVOLUTION
1. Need You To Understand
2. 3000 Beats
3. I Want Out
4. Number One
5. Don’t Wait For Salvation
6. All The Way
7. Start A Fire
8. Moving On
9. Here I Am
10. Look To The Sky
11. Wage War Against The World
12. All In
BONUS TRACK
13. Leave It All Behind (PREVIOUSLY SELF – RELEASED)
14. Don’t Wait For Salvation (DEMO)
15. All In (DEMO)
16. Number One (DEMO)
日本デビューは2ndだが
好評だったのか1stも国内盤が発売となった。
この頃はキーボードのセオドアがいたので
2ndよりキーボードがフィーチャーされてる部分も多い。
やはり2ndよりは洗練されてはいないものの
新人ならぬ品格がここにはある。
際立っているのはやはりヴォーカルだろう。
彼の持ち味を生かした楽曲の幅は広く
これで国内盤が発売されなかったのが不思議なところ。
2ndが気に入ったならもちろんのこと
11月に来日が決定したので
行くのなら買うのはマストだろう。
因みにチケット発売日は明後日なので速攻で買います。
2017年 2nd LIBERATION
1. Ghost Town
2. Maniac
3. The Real Me
4. Kiss Up & Kick Down
5. When Stars Align
6. One Nation
7. A Thousand Charades
8. Take Me Home
9. I’m Alive
10. Paralyzed
11. What Do You Want
BONUS TRACK
12. Walk My Own Way
先々月に発表された日本デビュー作。
前述したがキーボードのセオドアが脱退して5人編成になった。
また本作完成後にベースのサイモンも脱退し
後任には女性ベーシストのレベッカ・トリエルスが加入。
レビューを読んだときからビビッと来るものがあった。
1曲目からかっこいいの一言。
キラー・チューンとなり得るほどの輝きがある。
アレンジも見事でもはやメジャー感が漂っている。
キーボードが抜けたからかギターがハードになっており
アレクを引っ張っていく場面も多い。
そして強みであるバラードも進化していて
盛り上がっていく様はドラマティックである。
メロハー・ファン必須の一枚となりそうだ。