花蓮の朝は遅い。
のんびり朝食といきたいところだが
ホテルの飯は同じような感じだし飽きた。
本日もまた列車に乗り移動か。
正直かったりーよ。
またビールでも飲むか。
だが気になっていた度No.1が
スケジュールにあるので高揚する。
天候だけが心配だったが
どうやら雨は降らないらしい。
台湾の天気は変わりやすいから
なんとも言えないが。
花蓮まで来たらここに来ないでどうする。
大理石の岩盤を立霧渓という河川が侵食。
その大渓谷の迫力と美しさは写真では伝わらない。
ただ普段水も綺麗なようなのだが
雨の影響で泥水となっている。
だがその荒々しさが逆に
迫力を増しているのかもしれない。
まさに世界遺産級である。
また太魯閣渓谷だけでなく東側では鉱石が採れる。
あまりここは人間の手を加えない方がいいと思うが
落石が多いようで整備をしないと観光どころではない。
バスで通るだけでもハラハラもんである。
この後に大理石工場や売り場をまわるのだが
免税店のようなガツガツくる感じは好きではない。
第一あんな高い鉱石なんて買えるかよ。
まあ店員も年配者の方が金を持っていること
くらい理解しているようだからいいけどさ。
そして旅2度目の列車に乗って
九份の最寄駅で下車しバスで高台へ。
台湾といったらここが一番有名だろう。
その影響は宮崎 駿監督の作品にある。
この旅で欧米人を見かけることは少なかったが
ここではよく見かけたので
少なからずとも影響はあると思われる。
ガイドがミヤザキ シュン監督と
言っていたのは気になったが
敢えて突っ込まないでおいた。
映画に使われたシーンの撮影は
人が多すぎてうまく撮れなかったが
別に興味があるわけではないので
食べ物や土産を物色しよう。
だがここでも時間が足らなすぎで
遅刻ギリギリで早歩きだ。
全くいい加減にしてほしい。
九份という由来は
始まりが9世帯しかなかったからで
買い物をするとき等に9つ分にしていたからだとか。
次に十份でランタンをあげるが
じゃあここは10世帯だったのだろうか?
ただ九份の近くだからそのまま十にしただけか?
私としてはランタンには興味ないので
どうでもいいのだが。
だが街に路線が走っていて
意外と魅力的な光景だった。
電車が通る際はランタンあげを中止しなければならない。
柄ではないがメタルな人生をお願いしてきた。
ただ首の疲れもピークになってきたようだ。
しかしそんなことは言ってられない。
自由行動で士林夜市に行かねばならないのだ。
やはりこの夜市には訪れたい。
ここでもポケモンをゲットするのが流行っている。
道の中央で堂々とゲットしているので
運転手は注意が必要である。
しかし私はラブラブシーンをゲットである。
すまない。
この夜市は最大級でショッピングも
食べ歩きも満足できるだろうが
ショッピングに興味無い私は
グルメ担当である。
しかしどこに行っても同じ匂い
正直うんざりである。
なんでも八角を使えばいいというものでは無い。
人は多いし体力と食欲を奪われ
すぐにホテルへ帰ってきた。
小籠包を食べるという目的は達成できたので
それだけで満足だ。
この日はすぐに寝たと思う。
もうよく覚えておらん。
いやコンビニに行ったな。
アレだよアレ。
ちなみに気になっていた度No.1というのは
太魯閣のことだからね。