相方の体力的に低山ばかりだが
ここは低山でも特にお勧めしたい。
ただ群馬の南牧村という限界地点にあるので
アクセスは容易ではない。
だが大仁田ダムに無料駐車場があるので
自家用車を買いましょう。
山行には車が便利である。
だが回収する手間がかかるので縦横には向かないが
ここはぐるっと回ることが出来るのでご安心を。
ではなぜここをお勧めしたいのか?
それは岩場に咲くというアカヤシオ(別名ひとつばな)という
花が山頂付近に一面と咲くからである。
ただ時期を間違えると無駄足となる。
しっかり南牧村のホームページを確認して
思い切って有給をとってしまえ!
また歩く距離も短い(私たちでもお昼前には下山できた)ので
初心者でも安心だし
鎖場もあるのでちょっとしたスリルも味わえる。
ただ登り始めから急斜面だし
滑る部分が数多くあるので油断は禁物である。
私も何度かコケて手をついた。
ということで私たちの珍道中をお届けする。
6時前に出発した私たちはノンストップで大仁田 厚ダムに来た。
この脇に登山口がある。
またトイレもあるが冬季でもないのに封鎖されていた。
因みに駐車場をもう少し登っていくと烏帽子岳登山口がある。
旅の無事をお祈りしてから出発しよう。
さあ頑張るぞって思ったらすぐに急斜面なので
出端を挫かれるのである。
しばらく登ると随分と簡易的な道案内が。
ここで早くも相方が便意を催した。
我慢するかそこらへんで野ションしてこいよ。
鎖場の写真を撮ることを忘れてしまったのは失敗だが
かの岩殿山を思い出した。
相方も花が楽しみなのか文句が少ない。
所々にアカヤシオがあるが
山頂付近に比べたら大したことない。
見ると山頂は多少枯れていたが
それでも素晴らしいアカヤシオが一面となり
相方は感動していたようだ。
アカヤシオの道が出来ている。
情報提供してくれた同じ職場の人に感謝である。
山頂は狭いがここでしばらくおやつ休憩。
下山途中に会った登山山岳会の人が言うには
アカヤシオは空気を取りこむことが大切らしく
なので岩場にしか咲かないのだとか。
その人は一昨日も登り本を作っているという。
これはこの辺の地理を色々訊くしかないと思い
長い時間足止めをしてしまいました。
ありがとうございました。
帰りは急坂が多く足場も悪い。
私は3度ほどコケたが尻餅はついていない!
相方は慎重すぎて全然コケないのでつまらん。
早く下山して道の駅でお昼を食べたかった。
下山するとマイクロバスが止まっている。
団体客が訪れているらしい。
五月蝿い連中に会わなくて何よりだ。
あまりに下山が早かったのでダムを見学。
それほど大きくはないのだな。
GWには祭りが開催されるとか。
ここからは目的を見失うような道の駅巡りが始まる。
ここで自家製カレーを食べ
下仁田ネギやらこんにゃくやらを買う。
お金を落としてやらないとね。
それでも時間はあるので
山岳会の人に聞いた下仁田温泉へ。
一見良さげだが
日帰り温泉は露天となっていて
着替える場所もなく籠が置いてあるだけで
温泉には虫や葉が浮いているし
相方は落ち着かなかったようだ。
地方なんてこんなもんだよと納得しながら
それでも変わった源泉で気持ち良かった。
これで帰るのと思いきや
今度は下仁田の道の駅へ。
なんか曇ってきたし。
ここではなんもく以上の買い物をしたわけだが
温泉含め登山以上に時間を費やしているではないか。
帰りはSAで休憩しながら帰ろうね。
またお土産買うんだろうな。
See you!