2015年 アメリカ
好み度 ★★★★☆ 4.8
話は1の前日譚からスタートする。
しかしカイル(ジェイ・コートニー)が送り込まれた1984年は
ジョン(ジェイソン・クラーク)から聞いていた過去とは違った。
サラ(エミリア・クラーク)も逞しいし
おじさんと呼ばれるT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)を
引き連れていた。
2の後に出てもいいようなリブート作品で
3部作になる予定と知って驚いた。
まさかまたシュワちゃんが戻ってくるとは思わなかったし
しかも3部作なんてファンには嬉しすぎるではないか。
だが内容が酷ければ意味がない。
しかしこれは本物のターミネーターである。
やはりシュワちゃんの存在は大きい。
さすがに肉体の衰えは否めないが
これで67歳というのだから恐ろしい。
これを観ればまだまだいけることを実感できるし。
そして監督がターミネーターの本質を
理解してくれていることも嬉しい。
まあある意味本質を覆しているが。
ただストーリーが少々ややこしく
その説明に時間がかかっているのが残念。
だが新章なのでそこを蔑ろにされては困るから
これでいいのだと思う。
しかしその割には矛盾点というか突っ込みどころが多いのだが
細かいことは気にしないで
サラの美貌と戻って来たT-800を堪能すればよい。
楽しみはこれからなのだから。