北欧メロディアス・ハード・ロック界ではマストな存在。
クリエイティヴなロバートを筆頭に結成されたが
デビューまでにはかなりの年月を有したらしい。
TOTO(トイレではない)に影響されたという
ハイ・クオリティな楽曲群と
大衆受けするメロディ・センス。
これがHM/HR市場でしか出回らない音楽事情も歪んでいるが
またそれがHM/HRのいいところでもあるのかもしれない。
言っていることがよくわからないが
要は聴いたこともないのに偏見だけで
嫌厭するクソ野郎はくたばっちまえということだ。
(l. to r.)
Herman Furin(ハーマン・フーリン)<ds>
Lars Säfsund(ラーズ・サフサンド)<vo>
Robert Säll(ロバート・サール)<g>
ロバートとハーマンは
同じミュージック・スクールに通っていたらしい。
そこにロバートの友人だったラーズが加わる。
このバンド以外にも
各自様々なキャリアを積み上げている。
2011年 2nd IN PROGRESS
1. The Rain
2. Nature Of The Game
3. Once Again
4. Never Love Again ◎
5. Eye Of The Storm
6. Until You Believe
7. The Great Fall
8. Call On Me ◎
9. Emelie ◎
10. Fall Down
11. Castaway
12. One Step Away
1stは未聴だが3rdと比べると
アグレッシヴ感を強めに押し出した印象でロックしている。
3部作の真ん中ということで盛り上がりがあるのかもしれない。
捨て曲なしの全てが同クオリティで甲乙つけがたい。
特に7 〜 9の流れが好きで
女性の名前を題材にした曲を
アルバムに必ず収録するというのは
どういう理由からなのだろう?
とにかくメロハー・ファン必聴の名盤。
説明するより聴いた方が早いというのは
こういうことをいう。
2014年 3rd FRAMEWORK
1. Time To Let Go
2. How Will I Know
3. Shout Till You Wake Up ◎
4. Can’t Let Go
5. How Do You Sleep At Night
6. Over The Line ◎
7. The Machine
8. Hold On To Love
9. Natalie
10. The Turning Point
11. My Waking Dream
BONUS TRACK
12. On The Edge Of Time
メロハーが大好きな私でも
この3rdから聴き始めたというのは何ともお恥ずかしい。
1st以来のworkを使ったタイトルは
骨組み、構成、体制という意味らしいが
3部作の最終章ということで
最も意識したことだと思う。
前作の延長線上という作りではあるが
全体の雰囲気としてはマイルドで爽やかな印象である。
やはり初めて聴いたからか前作より好きである。
曲に関してはやはり全てがハイ・クオリティで
甲乙つけるのは難しい。
甲乙つけるとしたら好みの問題だけである。
これでラスト・アルバムとロバートは語っているが
それは第1章が終幕しただけであって
これから第2章が始まることを願わずにはいられない。