本「変身」

 1991年刊行 1994年文庫化

著者:東野 圭吾

 

変身

 

脳を扱ったひらめき作で

映画化やドラマ化された。

新井 素子さんは

本作と「パラレルワールド・ラブストーリー」「分身」が

東野三部作と言っていたことを思い出した。

あと未読は「分身」だけか。

 

平凡な青年・成瀬 純一をある日突然

不慮の事故が襲った。

そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。

それまで画家を夢見て

優しい恋人を愛していた純一は

手術後徐々に性格が変わっていくのを

自分ではどうしようもない。

自己崩壊の恐怖に駆られた純一は

自分に移植された脳の持ち主の正体を突き止める。

 

これも女性に読んでほしい作品である。

現代医療でも脳については

明らかになっていないことが沢山あるわけだが

脳移植によって性格が変わるということは

思いつきそうで思いつかない。

多少強引のように感じるだろうが

実際100%ないとは言い切れないのではないだろうか?

この先脳移植が可能になるかはわからんが。

それより何故女性に読んでほしいのか?

そりゃ読んでみりゃわかると言いたいが

怒られそうなので簡潔に言うと

性格が変わっていく純一の恐怖と苦悩

そしてそんな彼に対する

恋人の戸惑いと真実の愛が上手く描かれているから。

真実の愛とはこういうものなのか?

実際はよくわかっていないが。

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