HELLOWEENのアンディ・デリスが在籍していたことで有名。
UNISONICのメンバーで音楽プロデューサーとしても知られるデニス・ワード<b>と
オリジナル・メンバーのアルフレッド・コスラー<g>を中心に
ドイツを拠点として25年以上近く活動している。
同じくUNISONICのメンバーのコスタ・ツァフィリオ<ds>も
結成当初から在籍していたが2012年に脱退している。
後任にクリス・シュミットを迎え
現在はアンディの後任であるデイヴィッド・リードマン<vo>と
サポートのウヴェ・リーテナウアー<g>が正式メンバーとなり5人編成となっている。
音楽性はアンディがいた3rdまでは上質なハード・ロックだったが
アンディ脱退以降メーン・ソングライターが抜けた穴は大きかったのか
グランジブームに影響されたサウンドになってしまい低迷。
しかしまたハードな路線に戻っているらしい。
聴いたことがないので詳しくわからないが。
1991年 2nd(日本デビュー作)ONE SIZE FITS ALL
1. Livin’ My Life For You
2. Talk To The Moon
3. Hell’s Gone Crazy
4. Do You Like It Like That
5. Ballerina
6. Signs Of Danger
7. Walkin’ Out Of Heaven
8. Stray Kid
9. Piggy Back Bitch
10. Where The Eagle Learns To Fly
BONUS TRACK
11. We Taught The Children
アンディが在籍していたというイメージが強く
HELLOWEENファンにしか需要がなさそうだが
ここには上質な曲が多く収録されている。
日本デビュー・アルバムだがこれで人気を得た。
だからといって疾走曲はあるものの
HELLOWEENのようなメロスピ要素は皆無で
ミドルな曲で占められているが
哀愁あるサウンドにヴォーカルが歌い上げるものが多く
アメリカ人のデニスがいるということもあるのか
アメリカチックな印象を受ける部分もある。
アンディの作曲センスが光る名盤だろう。
今となってはこの声を聴くとやはりHELLOWEENのイメージだが
この頃から実力がかなりのもの(特にSigns Of Dangerが印象的)なので
引き抜かれた理由がよくわかる。
試聴