無料チケットを頂いたので
何十年かぶりに行ってきた。
上野動物園の見所がパンダなら
多摩動物公園はコアラや昆虫館の蝶だろう。
だが今回のハイライトはアジアゾウとレッサーパンダだった。
逆にブービーはライオンとカンガルーだ。
園内を隅々まで歩き回り全ての動物を見たが
寒いからかアクションが少ない動物が多い。
見る時間帯にもよるが
それでも癒されるのが魅力だ。
その中でもアジアゾウとレッサーパンダは活発だった。
北海道の旭山動物園で見たレッサーパンダはだらけていたが
ここのはちょこちょこ行ったり来たりと微笑ましかった。
一時人気になった風太くんのように二本足で立つことはないが
歩いてる姿を見るだけでも癒される。
続いてアジアゾウだが
こいつは今回No.1だ。
きっと10分以上は見ていたと思う。
写真でもわかるように皮膚の乾燥を防ぐためか砂を被ったり
排泄して散らばった飼い葉を鼻で集め食べてると思ったら
自分が排泄したものを嗅ぎ出し
臭かったのか蹴りで吹き飛ばす始末。
それが自分たちに当たりそうだったので叫んでしまった。
こんな面白いゾウは初めてみた。
それに比べアフリカゾウはつまらなかった。
ブービーのライオンとカンガルーは人間をなめている。
こいつらに動物園の動物としてのプライドはないのか。
これではライオンバスもぼったくりに近い。
それでも家族連れは乗っていたようだが
バスが近づいても完全無視なので
これも百獣の王の余裕だろうか。
このとき東日本大震災の黙祷が一分間行われたが
近くのフラミンゴが五月蝿くて仕方がなかった。笑
そして見所のコアラと蝶&活発なチーターだが
コアラは餌の時間に行ったらさすがに人が多かった。
だがオーストラリアのコアラみたいにジャンプしたりしないので
姿を見れただけで満足である。
蝶は温室で放し飼いだが天敵がいないため
相変わらずフラフラ飛んでいたよ。
チーターは残念なことに見始めたら
部屋に入ってしまったので歩いてる姿しか見れなかった。
コアラの後に軽食をとったが
ここでは放し飼いにしているクジャクに
アベック客がフライドチキンを取られて
共食いの光景に騒然としていた。
男がビビっていたので情けない野郎だなと相方と話をした。
そんなこんなで
多摩動物公園は広いので一日楽しむことができるし
誰も注目していないがみはらし広場にいけば
意外と景色もいいという穴場もあるので
久々に行ってみて忘れてた心を取り戻したような気がする。
いや俺は今でも中身は昔と変わらねーな。笑