その名の通り疾風怒濤と登場した
フィンランドの若手正統派バンド。
またバンド名にはドイツの革命的文化運動という意味もある。
哀愁あるヴォーカル・メロディと
80年代メタルに影響されたフレーズやアレンジが飛び出す
わかりやすいメタルだ。
デビュー当時のメンバーは高校生だったので
人生の選択に迫られメンバーが変動した。
現在のメンバーは
(l. to r.)
Jesper Welroos(イェスパ・”ヤッペ”・ウェルロー)<key>
Carl Fahllund(カール・”カッレ”・ファランド)<ds>
Andre Linman(アンドレ・リンマン)<vo & g>
Jani Kuoppamaa(ヤニ・クオッパマ)<g>
Joel Wendlin(ジョエル・ウェンドリン)<b>
左3人はオリジナル・メンバー。
2008年 2nd ROCK ‘N ROLL CHILDREN
1. Last Of The Heroes
2. River Runs Dry
3. Break Away
4. Sinner
5. A Million Nights
6. Alive
7. These Chains
8. That’s The Way I Am
9. Life
10. Heaven(Is Not Here)
BONUS TRACK
11. Fear Of The Dark
タイトルはあざといが
音楽は高校生とは思えないほど
思慮されていて完成度は高い。
中にはあからさまなフレーズもあるが
正直ここまでクオリティが高いと疑いざるを得ない。
だがマネージメントの父親など
大人からの援助を受けていたということを公にしているので
納得したわけだが
まさに疾風怒濤が合うような
若さ溢れる感情を解放した音楽は
聴いてて気持ちが良い。
マイルドな声質のアンドレが歌うバラードも絶品だし
正統派が好きなメタル野郎は
ライヴでの演奏とか細かいことはさておき
かなり楽しめる一枚だと思う。
ボートラは勿論IRON MAIDENの曲。
試聴