自転車の冬眠は終わった。
だが峠に行くのはまだ早い。
エンジンが鈍っているからね。
そこで多摩市に4大激坂というものがあるので
錆を落とすために行ってきた。
でも4つ全て制覇したとしても
ピカピカになることはないけどね。
東寺方坂(お化け坂)
なぜお化け坂と呼ばれているのか調べてみた。
多摩市史によると単純にお化けが出るということと
元々グミの木があったらしくグミの坂と呼ばれていたが
坂の下に住む老婆が若者を脅したため
そう呼ばれるようになったんだとか。
そんなことは置いといて
この坂のどこが激坂なんだ!
勾配も距離も一番最弱。
こんな坂ならどこにでもあるのでわざわざ行く価値は無い。
連光寺坂
ここも勾配は大したことはないが
距離が他の3つよりも長いので少しは登りごたえがある。
それでも鼻くそも同然。
川崎街道なので道は広いが車が多い。
坂上にはゴルフ練習場がある。
いろは坂
聖蹟桜ヶ丘駅前の信号からOPAの方へ向かい
大栗川を跨いだところにある。
由来通り九十九折になっていて桜が綺麗。
ジブリ映画「耳をすませば」の舞台になったことで有名で
坂上にはロータリーもちゃんとあり
魚屋やお菓子屋があったりするので不思議だ。
日光にも同名の坂があることで有名だが
それと比べると天と地の差。
勾配は東寺方坂や連光寺坂よりはあるが
距離が1kmもないのでアウターで軽々登れる。
徒歩の人にはちゃんとショートカットが出来るようになっている。
百草園坂
ここが唯一激坂と呼べるだろう。
勾配も一番キツいところで20%は超えそうだが
距離がいろは坂より短いので体力的には余裕。
だがさすがにアウターでは登れない。
道幅は狭く車が来たら嫌だなー。
つーか車でも怖いような勾配。
登りきったところには梅がたくさんで
名前の由来となっている百草園がある。
しっかり入場料はいただきます!
一応難易度が低い順に紹介してみた。
多摩市なので奥多摩と比べると高が知れているが
百草園坂は一度その傾斜を体験してみてほしい。
ただしママチャリだと降りないと無理だな。