Melodic Metal Festival Vol.2に出演する
ドイツのメロディック・メタル・バンド。
結成20年以上でベテランの域に入ってきたバンドだが
バンドの主体だったマイケル・ボーマンが脱退し
今は第二期といっていいだろう。
何故ならvoの雰因気が違うし
メーンライターが抜けただけに
音楽性も少し変化したから。
少しウェットな感じがあったマイケルに対し
現在のヨハンはドライでメタルに相応しい
少しどすが利いた声をしている。
音楽性ではブルージーな要素を含んだりしていたが
ヨハンが加入してからは
ドイツ・バンドらしい漢臭さが増し
剛直でメタルに近いハード・ロックだ。
メロディ・センスに長けていることは
どちらも変わらないので
今も昔も好きという人は多いのではないかな。
現在のメンバー
(l. to r.)
Henning Wanner(ヘニング・ヴァナー)<key>
Peter Ostros(ピーター・オストロス)<g>
Johan Fahlberg(ヨハン・ファールベリ)<vo>
Michael Muller(マイケル・ミューラー)<b>
Axel Kruse(アクセル・クルーセ)<ds>
ヨハンはロン毛だったのに坊主になった。
ピーターのライター・センスが鍵を握っている。
早くライヴで観てみたい。
2012年 10th COMMON DESTINY
1. With You
2. Saints Denied
3. Into Tears
4. Buried Alive
5. I Believe
6. Run And Hide
7. Are We Mental
8. My Destiny
9. No More Lies
10. Life Is Beautiful
11. Higher
12. Fire And Flames
BONUS TRACK FOR JAPAN
13. Your Soul To Keep
キーボードの旋律が美しいWith Youを聴いただけで虜になった。
しかも買ってみたら全曲最高という
メロディ・ファンには堪らない一枚。
捨て曲は本当になく
現時点での最高傑作だと思う。
中でも1, 3, 4, 6は最強でライヴでやると
盛り上がるだろう。
彼らの素晴らしいところは
コーラスがもの凄く上手いので
厚みがあってコーラスをメーンにするなど
ヴォーカル好きは聴いてて楽しいだろう。
やはりコーラスが出来るバンドは強い。
それにはやはりバックの演奏が良くなきゃだが
ギター・ソロもまさにメタルでかっこいい。
HigherではHELLOWEENのマーカス・グロスコフが
ゲストとしてベース・ソロを弾いている。
試聴
2001年 Compilation DIARY 1990-2000
1. Perfect World
2. Heaven Is Falling
3. Inside Out
4. Excuse
5. Hold On The Line
6. Dream Is Over
7. Ain’t Gonna Play With The Fire
8. Help
9. Champion
10. How Many Tears
11. Live And Let Die
12. Mystery Eyes
13. Walk On A Wire
14. In The Night
15. What Is Love
激安の中古で手に入れたもの。
マイケル・ボーマン時代の1stから4thまでを
厳選したコンピレーション・アルバム。
サウンドはもろに80年代でハード・ロックに近い。
明朗かと思いきや次は悲哀を帯びた曲
またブルージーな曲や
ほぼピアノがメーンのバラードなど
多彩な表情を持った曲が多く
楽しめる一枚にはなっていると思う。
ただ中盤にゆっくりな曲を集めているので
少し中弛みする傾向にある。
やはりハード・ロックはベースが目立っていいね。
試聴