ウリの名前が出たら語らないわけにはいかない。
ジーノ・ロートの実兄であり
スカイ・ギター考案者と言われている。
スカイ・ギターについてはウィキペディアでも見てくれ。
ロック・ギター界に多大な影響を与えた。
見た目の通り日本ではギター仙人と称される。
勿論出身はドイツで現在57歳。
この人も秀才で特に絵画でも才能を発揮している。
同じドイツのモンスター・バンドSCORPIONSの元メンバーで有名だが
今回はまずソロ名義の紹介からしよう。
2003年 METAMORPHOSIS
<THE FOUR SEASONS>
by ANTONIO VIVALDI(arranged & orchestrated by U.J.R.)
(ヴィヴァルディ スカイ協奏曲集「四季」)
1. Prelude To The Seasons(U.J.R.)
Ⅰ <THE SPRING>
2. Venga La Primavera(春の訪れ)
3. April Rain(4月の雨)
4. The Triumph Of Spring(春の勝利)
Ⅱ <THE SUMMER>
5. Tales Of The Summer Wind(夏風の物語)
6. Thunder In July(7月の雷)
7. The TempestーTuona e Fulmina(暴風雨ー雷鳴と稲妻)
Ⅲ <THE AUTUMN>
8. Cheiron and Selenos(ケイロンとセレノス)
9. Teardrops In October(10月の涙)
10. Artemis(アルテミス)
Ⅳ <THE WINTER>
11. Ice, Wind & Fire(氷、風、火)
12. Sleighbells At Yasnaya(ヤスナヤのスレイベル)
13. War Of The Winds(風の戦い)
Ⅴ <METAMORPHOSIS>
14. Thunder Cadenza(雷鳴のカデンツァ)
15. Cry Of The Night(夜の叫び)
16. Summer’s Breath(夏の息吹)
17. Rodeo From Hell(ロデオ)
18. Les Adieux(永遠の別れ)
19. Springtime Euphoria(春の幸福)
20. The Heart Of Chopin(ショパンの心)
21. Dance Of The Water Spirits(水の妖精の踊り)
22. Transfiguration(変容)
23. Venga La Vita(生命の訪れ)
Postlude
24. The Morning Of Forever(永遠の朝)
アントニオ・ヴィヴァルディ作「四季」の完全版を
SKY ORCHESTRAの力を借りて
ギターでプレイするというもの。
その後は自らの創作章METAMORPHOSISが始まる。
なのでヴォーカルは無いが
ウリの熱いギタープレイと
スカイ・ギターの高音の音色を堪能して頂きたい。
全く前代未聞の壮大なアルバムだよ。
クラシックファンも間違いなく楽しめる一枚。
CDを買わず最初から最後まで順序よく聴かないで
途中から聴いたりするのは言語道断。
ウリに対して失礼極まりない。
試聴
ヴィヴァルディの四季といえばまずはこれからだ!
2008年 UNDER A DARK SKY
1. S.O.S.
2. Tempus Fugit〜時代は過ぎ行く…光陰の如く
3. Land Of Dawn
1 ) Techno Man
2 ) Land Of Dawn
3 ) Lion Wings
4. The Magic Word
5. Inquisition
6. Letter Of The Law
7. Stay In The Light
8. Benediction
9. Light & Shadows
10. Tanz In Die Dammerung〜落日の舞踏
1 ) Destination Twilight
2 ) Morgenrot〜朝焼け
3 ) Searchlights From Hell
4 ) Seelenschmerz〜魂の叫び
5 ) Inside The Titanic
6 ) Fama Errat〜真実は何処
7 ) Requiem For The Nations
8 ) Morituri〜死にゆく者への賛歌
9 ) Rex Tremendae〜畏るべきは王
10 ) Star Peace
11 ) Tanz In Die Dammerung〜落日の舞踏
12 ) Silence
ウリの創作センスには脱帽だ。
壮大なコンセプト・アルバムなのでこれも
最初から順序よく聴くことが必須。
本作はヴォーカルが入っているが
ギタープレイもアレンジも驚くばかり。
ヴォーカルはオペラ的な高音の伸びが特徴のマーク・ボールズ。
本当に素敵なシンフォニック・レジェンズ。
ジャケットはウリ本人が描いたもの。
試聴
本当は区切るということをしたくないが。