HALLOWEENの日に紹介した
HELLOWEENを脱退したカイ・ハンセンが新たに結成したバンド。
辞めてからはこのGAMMA RAYが本命だ。
結成は1990年なのでもはやベテラン。
出身は勿論ドイツである。
音楽性もHELLOWEENに似たメロスピだ。
こちらの方が曲構成が複雑で
比較的長めの曲が多い。
結成当初はハイトーンで上手い専任ヴォーカルの
ラルフ・シーパースが3rdまで在籍していたが
JUDAS PRIESTのオーディションを受けたり
集中力に欠けていたためFireとなった。
後釜は入れずカイ自身がギターヴォーカルで
やっていくことになったのだが
この人の歌はヘタウマだからさ。
まあ味はあるからいいけどね。
5thまではメンバーが安定していなかったが
それから現在に至るまでチェンジはない。
現在のメンバー
左から2番目がカイ・ハンセン。
ギターも難しいのによくハイトーンで歌えるよな。
この人だけじゃなくギターヴォーカルの人は尊敬しますよ。
発表アルバムは10枚。
9th発表時にHELLOWEENとツアーしたので
行こうか迷ったが当時はまだ会社員で
めちゃくちゃ忙しい時だったからやめたよ。
一度は観てみたいと思うけどさ。
所持しているアルバムは3枚。
1995年 4th LAND OF THE FREE
1. Rebellion In Dreamland
2. Man On A Mission
3. Fairytale
4. All Of The Damned
5. Rising Of The Damned
6. Gods Of Deliverance
7. Freewell
8. Salvation’s Calling
9. Land Of The Free
10. The Saviour
11. Abyss Of The Void
12. Time To Break Free
13. Afterlife
現PRIMAL FEARのラルフ・シーパースが脱退し
結局カイ・ハンセン自身がヴォーカルを務めることになった。
HELLOWEEN時代の同僚でHeavy Metalから離れていた
マイケル・キスクがLand Of The Free、Time To Break Freeで参加。
Time To Break Freeではリードヴォーカルを務めている。
初のコンセプト・アルバムでMan On A Mission等
オペラティックな曲が揃っている。
メロディも全面に押し出され中々いい感じだ。
彼らの代表的な作品と言っていいだろう。
お気に入りは
Man On A Mission
Land Of The Free
この2曲はライヴでも定番じゃないかな。
試聴
1997年 5th SOMEWHERE OUT IN SPACE
1. Beyond The Black Hole
2. Men Martians And Machines
3. No Stranger(Another Day In Life)
4. Somewhere Out In Space
5. The Guardians Of Mankind
6. The Landing
7. Valley Of The Kings(Gamma Ray)
8. Pray
9. The Winged Horse
10. Cosmic Chaos
11. Lost In The Future
12. Watcher In The Sky
13. Rising Star
14. Shine On
BONUS TRACK
15. Return To Fantasy
リズム隊が脱退し
前作でギターを弾いていたダーク・シュレヒターが
本職のベースに戻り
現在のラインナップがここで完成。
相変わらず凝った曲作りだが
初っ端からパワー全快で駆け抜けていく。
フックもあり質がいい作品だ。
Return To FantasyはURIAH HEEPのカバー。
お気に入りは
Beyond The Black Hole
Somewhere Out In Space
この2曲はこの手の音楽をやっている
もう一つのバンドでコピーをしている。
歌詞も細かいので覚えるのが大変だったよ。
試聴
2007年 9th LAND OF THE FREE Ⅱ
1. Into The Storm
2. From The Ashes
3. Rising Again
4. To Mother Earth
5. Rain
6. Leaving Hell
7. Empress
8. When The World
9. Opportunity
10. Real World
11. Hear Me Calling
12. Insurrection
BONUS TRACK
13. Blood Religion(live in Montreal)
重々しい前作の反動からか
Land Of The Freeの頃のポジティブなエネルギーで溢れ
スピード感があるメタルがやりたかったみたい。
なのでこのようなアルバム名に。
まあ原点に戻ったような感じだが
そこはヴェテランらしい作りになっている。
Empressはドラムのツィマーマンが作曲したからか
コミックで新鮮な感じがして好きだ。
Opportunityの中盤はもろにIRON MAIDENだし
InsurrectionもMAIDENっぽいな。
ここら辺はメタルを愛する者のご愛嬌ということで。
まあ一種のオマージュってやつだな。
お気に入りは
From The Ashes
Empress
壮大なWhen The World
試聴
GAMMA RAYこれからも頑張れい!
なんちって。笑