ざさいたま
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高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)

断片的な情報

 青梅市に住んでると、地元の人から高水山の話をよく聞く。山頂付近にお寺があること、ハイキングコースになっていること、殿下が行啓されたこと、小学生の定番の遠足コースになっていること等だ。また、高水山だけでなく岩茸石山、惣岳山を含めて高水三山という。断片的な情報は何も知らないと同じことである。「百聞は一見に如かず」行ってみることにした。

音楽の友人と

 一人ではこころもとないため、音楽の友人にお願いして案内してもらう。彼は十年近く前に登ったきりだという。コースは次のようにした。二俣尾の駅を下り、青梅の町並みを散策下後、榎木峠の坂道を進み、脇道から高水山を目指す。高水山から岩茸石山・惣岳山を経て下山する予定だ。
 登山口に到着後、コースの整備が行き届いていることに驚く。コンクリートによる舗装はされていない1)が、階段は全域において存在し、傷んだ箇所は新しく交換されている。案内版も多く、現在位置を定期的に教えてくれる。もっともコンクリート舗装されていたら、それはそれで結構であるが風情もなにも無い。
 寺院(常福院)に至る。脇にはトイレがあるので、覚えておくと良いだろう。暫く行くと山頂だ。展望は優れている訳でもない。むしろ悪い。ここで彼の珈琲を飲む。ストーブは私が持ってきた。ストーブの調子が芳しくなく、火がすぐに消えてしまう。苦戦しつつもお湯を沸かすことができた。十二月という季節から、低山でも寒い。震えながら暖かい珈琲を飲む。
 体を温めるため、岩茸石山まで急ぎ気味に歩くことにした。暫く歩くと暖かくなる。岩茸石山は展望に優れる。ここで珈琲を淹れるのも良さそうであるが、ストーブの調子が宜しくない。冬の澄み渡る空を眺め、お菓子をつまむ程度にした。岩茸石山は展望に優れるという情報は、不思議なことにこれまで私の耳には入ったことがなかった。一番耳にするのは行啓である。美しい景色の中、音楽のこと、彼が取り組んでいる絵のことについて話した。体が冷えて来たので惣岳山まで歩き珈琲再び淹れることにした。
 惣岳山は三山の中では一番地味である。お堂があるだけで展望は無い。しかし、風は凌げるため、ストーブの調子が悪くても、何とか我慢できるであろう。ストーブを点火する。今度は本格的に調子が悪いようだ。かなり苦戦した。風は来ないが長時間の行動停止は、体を確実に冷やす。お湯が沸いた頃私たちは凍えていた。震えながら珈琲を飲んだと思う。
 惣岳山より早々と下山する。近くの山についていろいろ噂は聞くが、自分で行ってみないとわからないことも多くある。山曰、百聞不如一見、兵難隃度、臣願馳至山頂、図上方略。

注:
 1)全面舗装ではないものの、寺院(常福院)までは林道が整備されている。
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