ざさいたま
その他 奥多摩 自転車 音楽 リンク集

六ツ石山(水根・三ノ木戸)

逃した頂

 雲取山についてこれまで何回かレポートした。第一回目は鴨沢から上り、雲取山荘に泊まり、石尾根縦走路経由で下山するというものだった。石尾根を縦走中、六ツ石山の頂も踏む計画であった。時間の関係、体力的な問題もあり六ツ石山を残してしまった。
 雲取山は相方と登った。三月の初め相方の誕生日の日に、踏めなかった山頂に行く計画を立てた。奥多摩湖の手前、水根バス停から奥多摩三大急登1)の一つに数えられる、水根集落~トオノクボ間を経由し山頂を目指す。山頂で食事をし三ノ木戸【さぬきど】山経由で、下山するルートである。

奥多摩三大急登の一つ

 水根に到着。相方は誕生日に登山ということで機嫌が悪いらしい。もっと他の楽しみ方もあるのではといわんばかりだ。奥多摩三大急登の一つ、ということで意気込んでいた。国土地理院の地図によれば、入口は複数ある。一番近そうな道を見つけ入る。三大急登だ。想像以上に厳しい。暫く登ると廃屋に至る。廃屋を通り過ぎると登山道は無くなり、ただ上へと続く林業用モノレールがあるばかりである。「ここは登山道ではないんじゃない」と相方にいわれる。確かにそうである。地理院の地図はときに驚くほど正確で、ときに驚くほど杜撰だ。林業モノレールと登山道を取り違えているようだ。急坂を引き返す、いくら三大急登とはいえ急坂すぎた。
 気を取り直して水根バス停より、登山道を見つける。地図上遠回りになるが、違うから行くことにした。今度は間違っていないだろう。ビンゴ! 六ツ石山登山口の看板を発見した。
 ここからが三大急登。暫く進むと針葉樹の根が多数むき出しになっていて、登りにくい道が待っていた。傾斜もそこそこある展望が開けない道を単調に登ってゆく。私は花粉症にも罹っているので、花粉にも苦しめられる。

山頂を目指す

 トオノクボに到達、道は明るくなってきた。三大急登にもお別れである。そこから暫く進み進む。地図では稜線上に進行しているが、実際の道は途中で大きくトラバースしていた。地図通り進むか迷ったが、登山道に従うことにした。標識が見える。ルートが変更されたのか、地図がもともと間違っていたのかのいずれかであろう。
 美しい稜線に出る。雲取山での帰りを思い出す。しばらく進むと山頂に到達した。ここが踏めなかった六ツ石山なのか。展望は良好で、山頂は広く食事をするには好都合である。相方は誕生日なので、レストランで食事もしたいのだろう。すまないが六ツ石山頂貸し切りレストランで我慢してもらう。
 花粉症は治まっている。植林帯は標高1,100メートルぐらいで終わる。山頂は1,478メートル。花粉は標高が低い地点に目がけて飛散する。推測の域に過ぎないが、高い地点には来たとしても、絶対量が少ないのだろう。そのため症状が治まっているのではないだろうか。

再び花粉に襲撃される

 食事を済まし一息入れた後、下山に取りかかる。あのときの石尾根縦走路と合流した。歩いてみれば縦走路から山頂までは、直線上で繋がってこそないものの、距離としては極僅かである。標識こそあるが小さく分かりにくい。余裕があるときは六ツ石山頂を踏んでよいだろう。縦走路は雪が残る。そのままの靴でしのごうとしたが、案の定転んでしまった。アイゼンは必要だった。標高が下がると植林帯に入る。花粉の襲撃が始まった。下山に使う体力より、花粉で消費する体力の方が大きいかもしれない。昭文社の地図で「迷」と書いてあった林道コースを避け、通常のコースから下山することにした。

注:
 1)複数説があるが有名なものを紹介しておこう。鷹ノ巣山・稲村岩尾根、本仁田山・大休場尾根、六ツ石山・水根集落~トオノクボ間が有名である。
  戻る
saitama web-framework (c) 2007-2012 thesaitama. All Rights Reserved.