ざさいたま
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御前山(奥多摩湖・境橋)

ひときわ大きく見える

 自転車で五日市・奥多摩方面に向かうと、ひときわ存在感がある山がある。大岳山のとなりに悠然と聳え「我こそは奥多摩一の山なり」とでもいっているかのようだ。実際は奥多摩三山の中でも1,531メートルの三頭山に次ぐ、1,405メートルの第二位である。まだ高い山は無数にある。
 ケーブルカーもロープウェイも無いため、小・中学生のハイキングコースとしては難しい。奥多摩方面に住む方でも、登ったことがある方は案外少ない。特別山に興味が無ければ、強いて登る必要もないのではないのだろう。小・中学生に限らず冬場は雪が深いため、素人には難しいという。途中トラブルがあっても、ケーブルカーで降りることはできない。大岳に挑戦し、続けて御前山にも上ろうとしたものの、積雪50センチとの情報が入りしばらく待つことにした。私は冬山なんぞに登れない素人である。

奥多摩湖から山頂を目指す

 三月下旬、麓では春を感じるようになる。白かった山は茶色に変わり、木に近づくと新芽が芽吹いていることがわかる。雪も残っていない。もう大丈夫であろう。
 前回同様、一人ではこころもとないないため、弟につきあってもらうことにした。大岳での反省を生かし、私のストック一本を貸すことにした。電車に乗り込み、バスで奥多摩湖を目指した。普段この道は自転車で走っていた。バスに乗って眺める景色と、自転車との違いを楽しむ。まもなく奥多摩湖に到着した。コースは奥多摩湖からサス沢山・惣岳山経由で山頂を目指し、境橋のバス停に降りる、ポピュラーなものにした。余談であるが、奥多摩には惣岳山1)という名前の山が二つある。
 奥多摩湖からとりつく。スタート地点は標高550メートル、後850メートル上れば山頂だ。とりつきはいつも急だ。尾根まで辛抱すれば、山登りの醍醐味を味わえる。心配していた雪は嘘のようにない、今回は私の読みが正しかったようである。ペースが速かったのだろうか、弟私共々惣岳山で疲れてしまい休憩することにした。弟と山登りについて談話する。今回はストックがあるため、前回と違い足が痛くならなく、山登りを楽しめているようだ。
 少し歩き、山頂に到着する。山頂は明るいものの、特段に展望に優れる場所でもない。美しい山容から、美しい景色を期待したのがいけなかったのだろうか。雪は残っていない。今回の私の読みは当たったが、厳冬期に訪れてこそこの山の魅力があるものかもしれない。ともかくも今の私にはそんな技術は持ち合わせていない。がっかりするのはこの辺でよしておこう。
 食事をとることにした。雪はないものの、春の初めである。お湯を沸かしカップラーメン食べ、珈琲を飲んでいると体が温まるどころか逆に冷えてしまった。
 山頂を後にし下山に取りかかる。御前山避難小屋を発見。雲取山の時もそうであったが、東京都の避難小屋は過剰なほどに立派である。それでも登山者の安全確保に役立っていることに関心した。しばらくして弟が足の痛みを訴え出す。登山は概して、登りは体力的に厳しい面はあるものの、下りは足を痛めやすい。人によってはこの下りが厳しいのではないだろうか。痛そうであるが頑張ってもらい境橋のバス停についた。運が悪く一時間程度バスを待つことになってしましたが、なんとか下山できた。

注:
 1)高水三山(高水山、岩茸石山、惣岳山)に含まれるものと、御前山の隣にあるものである。
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