ざさいたま
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棒ノ折山(惣岳山・黒山)

自転車で知る

 自転車で有間峠に向かっていたところ、気になる登山道を見つけた。登山口には棒ノ折山の表示がある。地図を見ると、大丹波地区とほぼ一直線で繋がっていることに気づく。そのときはマウンテンバイクにしたとしても、自転車では難しそうだとしか考えていなかった。
 2012年頃から登山にはまり出す。棒ノ折山を思い出す。ガイドブックを購入すると、山は人気のハイキングコースになっており、初心者でも登りやすいことが記載されていた。それでも一人で登る自信は無いため、音楽の友人に連れて行ってもらうことにした。

珈琲と山を楽しむ

 彼には過去高水三山1)を案内してもらった。今回は惣岳山からの逆コースを経由し、棒ノ折山を目指す。展望が優れる岩茸石山に到着する。珈琲を淹れる。彼は珈琲通で自身で様々なブレンドを考案する。ブレンドには音楽家の名前がついている。音楽家の名前、彼の説明、珈琲の味どれも要領が良く納得してしまった。相当研究しているのだろう。私はというものの碌に研究をせず、スーパーで売っている予め砕かれた豆を紙にのせて、何気なくお湯を注ぐだけである。
 岩茸から出発してすぐに問題が発生した。彼の靴の底が剥がれかかってしまったのだ。山でありがちなトラブルである。私も経験したことがある。靴の使用の如何にかかわらず、経年劣化で接着剤が劣化し剥離する。購入してから五年程度すると発生しやすいらしい。山では細い丈夫な紐を常備していると、役立つと聞いたことがあった。慣れない手つきではあるが彼の靴底を縛った。たまたまそれを実践していただけであるが、このときは助かったと思った。先達の意見は傾聴に値する。
 靴の問題は切り抜け、黒山まで到達した。地図では、常磐林道と繋がっている。常磐林道は途中まで自転車で上ることができる。自転車での体験がここでも繋がる。展望が芳しくない山頂を後にしゴンジリ峠に至る。眼下に見える名栗湖は、有間峠からの眺めとは少し違う感じがする。
 とうとう目的の棒ノ折山についた。山頂は広く、登山者でごった返していた。やはり人気の山だ。多くの登山者は名栗側から登ってくるるため、混雑していることは予想していなかった。とはいうものの、高尾山とは違い展望も優れ、空気も心なしか良い。苦労した甲斐はあったと思う。珈琲を淹れるスペースを確保し、再び飲む。彼の説明を聞く。今回の味も説明もまた違う。私はというものの、山で珈琲を飲み毎回旨いくらいにしか思わなかった。彼は旨いだけでなく味の違いまで楽しんでいるようだ。

注:
 1)高水山、岩茸石山、惣岳山の通称である。奥多摩の中でも登りやすいく人気のハイキングコースになっている。
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