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リハビリ

ハノンすらおぼつかない

 ビアノを三年間もやってないのなら、相当なリハビリを覚悟しないといけない。初歩の学習者向け「ハノン」という教材がある。右手と左手がほぼ同じで、初見で弾ける練習曲集である。その「ハノン」ですらまともに弾けない。改めて三年間の長さを感じてしまった。
 ましてや、ベートベン、ショパン、バッハの曲は当然弾けなくなっている。愕然とするわけである。元に戻るまでどれだけの時間が必要なのだろうか。
 とりあえず、楽曲はあきらめて「ハノン」を練習することにした。この「ハノン」はよく考えられた曲で譜読みに時間がかからない。またユニゾン(右手と左手が同じ)による練習は指の独立に大変役立つ。「ハノン」がそこそこ様になったら「リトルピュナ」という練習曲にとりかかる。このリトルピシュナはバッハのインベンションを始める前にやると大変役立つ。多声の曲を念頭に設計されているため、指の保持の要素が多く譜読みにもさして時間がかからない。そんなこんなで三ヶ月。ようやく動くようになってきたと思いベートベンの「ワルトシュタイン」を練習を始めたのだ。

そんなにあまくありません

 普通に考えればわかることだが、「ハノン」や「リトルピシュナ」程度のレベルではあの「ワルトシュタイン」は当然弾けない。まず、テクニック的な部分で問題にならない。それで落ち込む。
 そんなこんなでさらに練習を続けて、一通り弾けるようになってきたため、友人等に聞かせてみた。根本的な所で以前より下手になっていることが判明した。どうも本格的にだめだ。「リズム感」が非常に悪くなっているようだ。この「リズム感」は鍵盤をたたく時に自信がないと生じてこない。ためらいや迷いが多いうちは打鍵のタイミングがばらついてしまう。さらにどうも「粒が揃っていない」ようでバッハとかは様にならない。

 短期間ピアノの練習を放棄することは、リフレッシュを兼ねた練習と同じようなことを生む。練習を放棄することはかえって練習を続けることよりもいいことがある。しかし、長期間の練習放棄はゼロにならないまでしても、リフレッシュどころではなく破壊的な状況を生んでしまったのだ。
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