ざさいたま
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Partita No.3, BWV.827

 バッハのライプツィヒ時代の作品。どの曲も高度なリズム感が求められている。

Fantasia

 二声。二声のインベンション的と解説されることもあるが、それよりも曲が練られている。教育目的で書かれたそれとは違いこちらは、演奏会用に書かれた曲であることは間違いなかろう。

Allemand

 三声。なにか美しいものが転がっているような音楽である。短調の中に時よりみせる長調がこの曲を悲しいものにしていない。典雅の一言に尽きる。一番最後に練習するとこの曲集の構成がはっきりするだろう。

Corrente

 二声。イタリア版のクーラント、コレンテ。どことなくイタリア的な音楽である。付点のリズムと、絶え間なく動く旋律の動きが魅力的である。三声部もあるが、二声の楽曲と考えていいだろう。

Sarabande

 三声。軽やかなサラバンド。この曲に限らずパルティータ二番と比較すると全体的に装飾音符の指定が多い。ポリリズム的な要素も有る。

Burlesca

 三声。決して上品な曲ではないが、それでも非常に面白いことは事実である。左手で行われる模倣部にトリルがあるので右手と遜色が無いように弾かないと目立つ。リズム的にも難しい所がある。

Scherzo

 二声。この曲は単純な伴奏形みたいな所も出てくるが、多声的な部分もある。伴奏による進行と対位法的な進行の組み合わせも面白い。普通に弾いてしまうと音が大きくなってしまい立体的に聞こえないので注意が必要だ。

Gigue

 三声。フーガ的な曲はたまらない魅力をもっている。パルティータの曲中、もっとも音楽の駆動力満ちている作品ではないだろうか。後半部分は前半部分の大規模な反行形。この曲の音型はベートーベンの『ワルトシュタイン』1楽章の中間部の転調が多い部分とよく似ている。ベートーベンはこの曲を知っていたのかもしれない。低音部で旋律が響く部分は弾いていて気持ちいい。二拍子又は四拍子短い三拍子とも取れる、八分の十二拍子という変わったリズムなので、慣れないとリズム的にも難しい。
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