ざさいたま
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Partita No.2, BWV.826

 バッハのライプツィヒ時代の作品で言わずと知れた名曲。バロックの様式美を堪能できる傑作。よくこんな曲を思いついたものだ。

Sinfonia

 三声。比較的大きいシンフォニア。Grave Adagio、Andante、Allegroの三つに分けることができる。Grave Adagioは荘厳で重々しく。Andanteは乗り物に乗っているというよりも、寧ろ川の流れではないかと思えてくる。Allegroは緊迫した感じの二声のフーガである。ラインが揃っていることとフレージングが重要である。基礎的なピアニズムが出来ないとまともに弾けない。試金石的な曲である。

Allemande

 三声。魅惑的なアルマンド。全く野暮ったさがない。アルマンドはドイツ舞曲であるが、鄙びた感じではなく、逆にエレガンスを感じてしまう。この曲は中声部、低音部に重心がある。潜行するイメージ。

Courante

 四声。コレンテ(イタリア風)でなくクーラント(フランス風)。非常に気まぐれに聞こえるが、かなり手が込んだ対位法が仕込まれている。AllmandeとSarabandeの間にこのCouranteは不可欠である。曲中最も典雅であろう。

Sarabande

 二声。アルマンドとは正反対でこちらは上昇する感じがする。この曲は特に独立して2声が動く。そのため楽譜上にはない難しさがある。Rondeauxに向けての準備である。

Rondeaux

 二声。八分の三拍子。非常に軽快な曲。簡単そうに見えて、簡単ではないのがバッハである。

Capriccio

 三声。この曲を聴けばピアニストの技量はだいたいわかってしまう恐ろしいもの。各声部のコントロールが重要である。後半左手から右手に連続して上昇する音階は実に気持ちがいい。バッハのバルティータの終曲は後半と前半で主題が反行形で出てくることが多い気がする。
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