ざさいたま
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震災で不足しているもの

八方塞がり

 震災で不足しているものは、何だろうか。「正確な情報」「食料」「安全」「住居」等挙げれば枚挙に遑がない。自称中流階級であれば「絆」「愛情」など、物質的なもの以外のもを挙げ出すに違いない。最悪の場合は信頼出来る「家族」も無くなっている場合がある。
 ともかくなにもかにも無い。そして、身動きが取れなくなってしまっている。八方塞がりの状態に被災者は追い込まれている。何もかにもが無い状態を経験すると、「絆」やら「思いやり」などはどうでも良くなってしまうのである。
 これは経験者でないと判らない。

 学校教育ですりこまれる、「絆」「愛情」等の心地よい価値観は裏を返すと偽善的なものである。メロドラマに出てくるような価値観、被災者でない大衆が好みそうな価値観は一定の条件の下、許容される。自身の安全が保証されていて、それを唱えることによって善良であることを証しできる場合において心地よいのである。自身が窮地に立たされた場合、「絆」「愛情」等を考えるとさらに惨めになり、場合によっては不快感を催すのである。

まずは金銭的に支援を

 政府に求められるものは、ズバリ金銭的な支援である。メロドラマ風のプロパガンダは不要なのである。被災者は八方塞がりで動こうにも、全く動けない。移動するにも、あらゆる情報・サービスを受けるためにも「金」が必要なのである。復興に向かって進む気力があっても、潤滑油たる「金」が無くてはどうしようも無い。
 被災者だけに充実した、金銭的な支援をするのは「公平感に欠ける」と思う向きもあるとおもう。これこそが偽善者の証しなのである。被災者は多くの場合全てを失っている。失っただけではなく身動きが取れない。杓子定規の「公平感」に拘って支援をしないことは、瀕死の人間にとどめを刺すようなものである。
 まずは金銭的な支援。無担保・無利息の融資。国債の大量発行。財源の確保は非被災地の一般的な所得者の所得増税等を含めたあらゆる方法を検討してもらいたい。本当に困っているに違いない。
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