ざさいたま
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正規表現について

ハウツーでなく

 正規表現を取り扱ったハウツーは、インターネット上に多数有る。しかし、正規表現の性質を扱ったものは管見の限りあまり見かけない。本コンテンツは正規表現のハウツーでなく、概略を摑みたい人の為のものである。具体的な活用方法などは他サイトを参照されたい。

何ができるのか

 正規表現の概念は大きく2つに分けることができる。パターンマッチと置換である。パターンマッチでは、特定の文字列から、抽出を行いたい特定のパターンに合致する文字列を抽出する。置換ではパターンに該当した文字列をどのように置換するか規定する。置換は使わなくても構わない概念である。特定の文字列を探したい場合は置換を行う必要がないからだ。
 正規表現を使うと少し応用が利く検索・置換を行えるようになる。例えば、複数回検索をかけなくてはならないところを正規表現では一回で済むようになる1)
 また、プログラムを書かなくてはならない場合も正規表現でだけ事足りることもある。ちょっとしたデータ処理には便利である。しかし、検索結果から複雑な操作を行うような場合は正規表現だけでは対応できないことがある。その場合はプログラムに頼らざるを得ない2)
 正規表現は、プログラムと組み合わせて利用することもできる。プログラムで処理した後に正規表現を使うということもできれば、その逆も可である。全てプログラムを行う場合よりも、正規表現で活用した方が簡単に済むこともある。正規表現の手軽さ、プログラムの柔軟性共に活用することができる。排他的な概念ではない。
 アプリケーションにおける利用法についても触れておこう。正規表現は、対応したアプリケーションさえあれば、アプリケーションが違う場合も同様の処理を行うことができる。勿論、実装方法の違いにより挙動は若干異なる3)。それでも基本的には同じである。高機能を謳うエディタやワープロソフト、表計算、レイアウトソフト、プログラムを行うIDE等様々なアプリケーションで利用できる。習得することによって活用の幅は広がる。

是非押さえてもらいたい

 正規表現は強力である。情報産業に従事する者であれば是非押さえておきたい基本的な概念である。一つのソフトウェアの操作方法を習熟するよりも、正規表現を覚えることのほうが価値があることは疑いない。正規表現の概念は古く今日まで使われ続けている、今後も使われ続けるだろう。
(小宮和寛)

注:
 1)一例である。他にも有用な活用方法がある。
 2)正規表現で対応可能な問題なのか、プログラムが必要な問題なのか、見極める必要がある。
 3)これを正規表現の方言と呼ぶ。
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