ざさいたま
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ハードディスクがクラッシュ

Macが起動しない

 朝起きて電源を入れたら、いつものようにログイン画面が出てこない。おかしい。もう一度再起動すれば立ち上がるかもしれない。このMacはメモリモジュールの問題で、寒いとメモリがすべて認識しないという持病がある。再起動するが、変わらず。ハードディスクがクラッシュしたようだ。
 ハードディスクがクラッシュしたら、まず慌てないこと。クラッシュするのは、慣れたものであるが、それでもハードディスクが壊れると嫌なものだ。それでも平静を装うのだ。
 システムのインストールメディアから起動してみる。ディスクユーティリティー1)を開いてディスクの復元を試みる。エラー発見、修復後に再起動。案の定、起動してくれない。起動に関わるファイルが破損したらしい。

軽度の論理障害か

 ハードディスクは致命的な物理的障害ではなく、軽度の論理障害でフォーマットしOSをインストールし直せば問題ない。しかし、ハードディスクには大切なデータが入っている。むやみにフォーマットすることはできない。選択肢として、
  • 物理的に別なハードディスクにrsync2)した3日前のバックアップがあるので、クラッシュしたディスクをフォーマットし、OSを再インストール。rsyncのデータから復元を行う。(TimeMachine3)は使っていません)
  • 違うMacを使ってデータを吸い出した後に、ディスクをフォーマットし、OSを再インストール。
  • 新しいハードディスクを購入し、論理障害が起きているハードディスクと交換。新しいハードディスクにOSをインストールした後、論理障害が起きているハードディスクを空きベイに接続後、データを吸い出す。
 丁度、利用しているハードディスクの性能に不満を持っていた。7200rpmの250GBの時代遅れなディスクではMacProの性能は引き出せない。今回は最後の選択肢を採用することにした。

インターネットに繋げない

 アパートにあるコンピュータはMacProとMacminiだけだ。ノートブックのMacBook Airは弟に貸し出し中である。ハードディスクを注文したくても、コンピュータが使えないため、インターネットすら利用できない。Macminiはキーボードもつながってなければ、画面も繋がってなく、マウスすら繋がってない。コントローラーとなるコンピュータが必要な状態になっていた。
 弟に貸したノートブックを待っていたら時間がかかるので、ともかくMacminiを画面の近くに移動させ、デスクトップとして利用できる状態にした。これで情報収集と注文が可能となる。
 Macminiで急場を乗り切る

Momentus XT

 折角新しくするなら高速なハードディスクが欲しい。容量はソコソコ有れば十分である。まず今流行っているSSD4)が考えられる。このSSDは高価な事はいうまでもない。容量もソコソコというレベルでなく、雀の涙というレベルである。
 となると、10000rpm以上の高速回転型のハードディスクが候補になる。しかし性能はSSDに大きく劣る。10000rpmのハードディスクは15000rpmのものに比べると静かなものの、それでも五月蠅い。またデリケートでもある。
 SSDとハードディスクのあいの子があった。調べてみるとあのVistaが発売された時のモデルはすでに生産完了になっていて改良されたモデルが出ていた。性能はSSDに劣るのの、10000rpmのハードディスクの性能を大きく凌ぐらしい。価格は10000rpmのハードディスクよりも安い。 容量もそこそこの500GBで、大きさは2.5inch。ということで、ハイブリッドハードディスクMomentus XT 500GBを注文した。

導入

 あまりにも小さい、2.5inchだ。これで本当に高速なのだろうか。見たところノートブックのハードディスクと大差ない5)
 MacPro開腹  Momentus XT比較
 2.5inchのハードディスクはそのままでは搭載することはできない。別途マウンタ6)が必要になる。
 マウンタの取り付け  OSのインストール
 OSを再インストールする。この時に誤って必要なディスクを消してしまったり、上書きしてしまったりするかもしれないため、必要最小限な構成にするのが基本である。また、必要最小限な構成にすることで、周辺機器が絡む問題を未然に防ぐことができ、問題の特定がしやすくなる。
 OSを再インストール後、アプリケーション等をインストールし、必要なファイルをクラッシュしたハードディスクから吸い出し完了となった。問題の合いの子ハードディスクは本当に早い、電源を入れるとすぐに起動してしまう。今回ハードディスクが壊れてくれたおかげでコンピュータも早くなり、まさに怪我の功名となった。

教訓

  • ハードディスクはいつ壊れるかわからない非常に危うい記憶媒体であることを認識すること。
  • 壊れても問題ないように、バックアップは一週間に一回程度行うこと。
  • バックアップは物理的に異なるメディアに行うこと。
    補足であるが、RAIDシステムにバックアップをとると非常に厄介なことになる。RAIDシステムは壊れにくいが、万が一壊れたときは、今回のようにデータの抽出は簡単にはできない。
  • クラッシュした場合はなにもよりも平静を装い、そして最善な対処を行うこと。
 以上なようなことが求められる。
(小宮和寛)

注:
 1)MacOS Xに付属するディスク構成ツール。
 2)UNIX系OSで広く利用されているファイル同期ツール。
 3)Appleのプロプラエタリバックアップツール。
 4)円盤ディスクをシリコンディスクに置き換えたもの。
 5)ノートブックに搭載できるらしい。
 6)乗せるためのスペーサ金具。MacProに搭載するため、SSD Mount kit for MacProなるマウンタを付けて取り付けた。
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