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定峰峠

熱狂的

 その日は秩父を目指しグリーンライン1)をツーリングするコースを計画した。天気は不安定ながら計画は実行された。無謀な計画により、定峰峠入口に到着する頃には、すっかりずぶ濡れになっていた。交通量が多い国道299号線2)を避けたいため、定峰を外すことはできない。実行した阿呆らしさに自嘲してしまった。
 峠の茶屋に到着すると自転車乗りの姿が。茶屋も開いている。自転車乗りたちは、次から次へと現れ、去ってゆく。わざわざ雨が降る山の中に自転車で出かける。愚の骨頂である。定峰の人気は熱狂的であるとしかいいようがない。雨の中脚を運ぶ峠の話は聞いたことがない。

峠の特徴

 定峰峠は埼玉飯能、秩父地域に住む自転車乗りであれば馴染み深い峠の一つである。関東に住む自転車乗りであれば、訪れなくても名前ぐらいは聞いている。多摩に近くはあるが多摩の峠ではない。秩父に近く、北武蔵と呼ばれ多摩地域と呼ぶには苦しい。
 峠への道は坂・カーブともに穏やかである。6パーセントぐらいの傾斜で、標高620メートルの地点まで時間をかけて登る。初心者でも登りやすく、標高も稼げる。これだけの理由では人気の峠になる筈もない。忘れてはならないのは、峠は北武蔵におけるグリーンラインの起点であることだ。つまり峠を登り切ると、登山の尾根歩きのように複数の峠を渡り歩くことができる。グリーンライン上にある個々の峠は単体では手強い。定峰で標高を稼げば「白石峠」「高篠峠」「大野峠」等々、芋づる式に制覇できる。さらに、グリーンライン上で営業している峠の茶屋は、ここ以外殆どなくなってしまった。補給場所としてもやはり貴重である。
 上記の複合的要因から定峰は人気があり、雨でも訪れる自転車乗りが後をたたないのではないだろうか。

晴れの定峰

 雨の定峰は自転車乗りや自動車乗りぐらいしか来ない。が、晴れになると加えて自動二輪車の通行が増える。自動二輪車の数は自転車乗りよりも多いくらいだ。比較的長い整備された峠道、緩いカーブは彼らにとっても魅力的である。晴れの定峰は注意したほうがいい。


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風景

 写真上:有名な定峰峠、峠の茶屋
 写真下:定峰中腹より秩父の街を臨む

秩父側

 緩い6パーセント前後の傾斜で峠を目指す。

東秩父側

 未調査。情報によるとこちら側も秩父側と同様の傾斜であるとのことである。

注:
 1)奥武蔵グリーンライン。秩父、越生地域に広がる丘陵地帯を結ぶ林道。
 2)秩父より、採石・セメント等を運ぶトラックは大型であるが、ただの大型でなく特大である。10トンを超える大型車の横を走ることになる。
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