ざさいたま
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日原

嘗てはダート

 日原【にっぱら】といえば鍾乳洞が思いつく。人によってはダートが思いつくのではないだろうか。現在の一部区間でダートを残すものの、鍾乳洞までは全面舗装で良く整備されている。ここがダートであったことは想像に難い。という私も、ダート時代の日原を知らない。父に聞いたり、大学の先生に聞いたりしただけである。私が日原と口ずさむと決まってダートの話が出てくるのである。嘗ては有名な難所であった。
 現在の日原は難所ではない。繰り返すが、道は良く整備されており勾配も緩い。JR奥多摩駅が近くにあるため輪行するのにも都合がいい。「奥多摩湖」を目指す自転車乗りも、たまにはJR奥多摩駅で右折して、日原街道を直進し鍾乳洞を目指すのもいい。標高は700m程であるから「奥多摩湖」からのレベルアップには最適だ。

現在の難所

 昔程の難所ではないが、強いて現在の難所をあげるとすれば、山道をバイパスする日原トンネルである。現在はこのトンネルを通行しないと鍾乳洞まで到達できない。トンネルの長さは1kmを越える。周辺に採石場があるため大型車の通行も多い。トンネルで大型車に煽られると厄介である。自転車で通行する場合は迷わず歩道を選択しよう。選択を誤らなければ問題ないと思いきや、この歩道も曲者である。季節によっては漂流物も多く、道が悪い。雨上がりに通行すれば歩道に堆積した泥が車輪の回転により容赦なく跳ね返る。トンネルを通行しただけで自転車は真っ黒になるだろう。ここのトンネルは手強いのだ。

みどころ

 多くの観光客は鍾乳洞を目指す。夏の暑い日などは鍾乳洞は人気で狭い道に車が犇めく。自転車でも鍾乳洞見学はできるが、ビンディングシューズでの鍾乳洞探索はこころもとない。鍾乳洞はあきらめたほうがいいだろう。となるとここでの見所は景観となる。日原の集落はただの山奥にある集落とは違う。一種独特の雰囲気がある。おそらくこの雰囲気は稲村岩によるものであると思われる。仙人が住んでいそうな巨岩なのだ。そして、鍾乳洞に到着するとまたしても巨岩が目に入る。今度の岩は近くにあるせいか迫力がある1)。さらに奥に進むとまたしても奇岩2)がある。岩づくしを堪能できるだろう。支線が多数あるので探索してみるのもいい。


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風景

 写真上:奥に見える山が稲村岩である。
 写真下:冬場の鍾乳洞は人気がない。

注:
 1)「東北地方太平洋沖地震」の影響で崩落がおき現在はその岩を間近で拝むことはできない。
 2)2012年7月時点で通行止めは解除されてないため、到達不可。
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