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有間峠

ジンクス

 「有間峠」はジンクスに満ちあふれている。初挑戦は、3月末にかかわらず降雪があり、つれと凍えそうな経験をしあえなく断念した。今度は5月頃、秩父旅行のため峠を越えようとしたところ、崩落のため断念した。気を取り直して6月、弟と登坂に試みるも、弟のタイヤがサイドカットパンク1)を起こしてしまい、やむなく断念した。そして、7月にしてようやく峠に到達したのである2)。秩父、飯能地区の方は手軽な峠にすぎないかもしれない。私にしてみれば苦手な峠なのである。

名栗湖を越えて

 名栗側から登る途中に有間ダム3)がある。ダムによって堰き止められてる湖は名栗湖という。人造湖でありながらなかなか美しい。ところが、この名栗湖に行くまでの道はなかなかの勾配である。ここで、厳しいければ湖で引き返したほうがいい。
 名栗湖の洗礼を躱すと、舗装されている悪路との戦いが始まる。勾配は最大で13%程あり、慣れてないと厳しい。勾配はどうにかなるとして、路面は落石だらけである。細かく尖った石があちらこちらにあり、所々ダート風である。この悪路を躱すコース取りを探らなくてはならない。丁度、標高900メートルを過ぎると、勾配は緩くなる。だらだら登ってゆくとやがて峠に到る。

峠は新しい

 峠は21世紀になって誕生した。峠そのものは存在していたが、名前が無かったそうである。2006年誕生であるから、まだ10年も経っていない。峠は三叉路になっており、ダートの道は行き止まりのようである。標高は高く、1,149メートルの地点にある。飯能、秩父近辺に住んでいる方は是非押さえておきたい。
 峠からの眺望は素晴らしいとの情報を得ていた。第一回目の登頂時は生憎の天気のため、まったく見えなかった。第2回目は曇る余地がない真夏のかんかん照りの時である。確かに眼下にダムを覗くことはできるが、噂に聞くほどの景色ではなかった。

対称あるいは非対称

 名栗側から登ると湖があることは既に紹介した。実は反対側の秩父側から登っても湖がある。秩父さくら湖という。私見であるが、名栗湖は美しい造形を持っているが、秩父さくら湖はそれほど美しい造形をもっていない。もっとも峠に至る道の形は対称的とはいえない、それでも構造としては似通っている。坂の勾配はどうか。これも対称的ではない。名栗側から登ると厳しく、秩父側から登ると緩い。名栗側の道は荒れていて、秩父側の道は走りやすい。これはどうも対称的でなく対照的な構造を持つ峠道である。


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風景

 写真上:広河原逆川林道より。峠好きには嬉しい区間であろう。
 写真中:天気が良好の場合、眺望が得られるという話であったがそれ程でも無かった。
 写真下:秩父側には名栗側と同様に人造湖がある。

名栗側

 ローディーを悩ませる悪路である。勾配はきつい。名栗湖からは徒歩で棒ノ折山を目指すことができる。

秩父側

 道は整備されており走りやすい。勾配は緩い。

注:
 1)サイドカットパンクはタイヤ自体が破損するパンクのため、チューブを交換では対処できない。チューブ用のパッチをタイヤに無理矢理貼り付け、2気圧以下という低気圧のもの生還を果たした。それ以来、タイヤブートを常に携帯するようにした。
 2)このときもパンクした。今度はチューブレスであったため、シーラントが噴出し最悪の事態を免れることはできたが、兎に角道が悪い。
 3)水が出るゲートが無いトンネル式洪水吐を採用した変わったダムである。
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