ざさいたま
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月夜見沢・惣角沢

さらにマニアックな道を求めて

 「風張峠(奥多摩周遊道路)」で物足りなくなると、よりハードな坂を求めるようになる。危険を覚悟してでも、敢えて難しい人が知らないところに行ってみたい。普通の坂でない、キワモノの坂でないと満足できなくなる。奥多摩は坂が多いが、中でも檜原村はそういう坂の宝庫なのである。自転車乗りの間では「風張林道」がキワモノとして名高い。詳しい人なら「入間白岩林道」も知っているだろう。そのような坂に到達するまでに、いくつか分岐があるのに気付かれたのではないだろうか。細かい分岐も全て行ってみたい衝動に駆られると思う。檜原村の最深部にある、分岐を採り上げたい。

月夜見沢

 林道に到達する前に消防小屋がある。気付きにくいかもしれないが奥に道がある。そこが、「月夜見沢」への入口である。始めからきつめの登りを登り切ると分岐がある。左側の坂はロードバイクで上れそうもない。事実、左側の坂は「風張林道」よりもきつい。なんと28%の強烈な登りである。ここは無視したほうがいい1)。右に行くと登りは一服し暫く進むとダートになる。ロードバイクで行けるのはここまでだ。檜原村の奥深い一端を垣間見ることができるだろう。「月夜見沢」は沢登りでも有名である。徒歩でなら奥多摩湖にも抜けることができるようである。

惣角沢

 「檜原村にはモノレールがある」いったいどの路線から乗ればいいのか。既設路線から乗ることは出来ない。モノレールは住民による私設のもので、林業作業用のそれを転用したものである。モノレールがないと移動しにくい、それだけ山深い地区なのだ。檜原村でもここぐらいしかない。最深部には小林家という檜原村の旧家跡がある。現在は崩落のため行くことはできない2)。急坂の上にある民家群に圧倒されるだろう。

藤倉小学校

 藤倉小学校を知っているだろうか。孤島を除いて、一番アクセスしがたい東京の小学校である。現在は廃校になっており、その跡が残されている。小学校は実にわかりにくい。藤原の分岐から、風張方面に100m程進んだところの分岐する坂を登る。とても小学校に通じているようには思えない。坂の斜度は最大で16%程あり、小学校の設置場所としてふさわしいか疑問である。こちらも重要文化財として保存してもらいたい。

檜原村の懐は深い

 檜原村の最深部を漫然と紹介してしまった。これだけの区間に様々なアトラクションがあることに驚かれたのではないだろうか。今後整備が進めば、より奥地にも到達できるようになるだろう。藤倉地区に入ると観光案内板がある。観光案内板は実際の地形とは大きく異なるが、参考にはなるだろう。激坂だけでなく、ヒルクライム+散策という遊び方もあるのではないだろうか。それにしても檜原村の懐は深い。


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風景等

 写真上:小学校には裏山が付きものでであるが、表山もある。
 写真下:藤倉地区を歩くときは、藤倉マップを事前に見て地区の道を熟知すべし。

注:
 1)39Tx27Tで登坂できることを確認した。途中で力尽きると転倒の虞有り。
 2)重要文化財。現在一般公開に向けて改装中である。
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