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Dura-Ace 7900

新型の噂が流れる頃に

 もともとKimera 3KはDura-Ace 7800で組み付けした。以前の自転車(Anchor RHM9)に付いていたコンポーネントを転用したのである。このフレームは弟に譲ることになっていた。部品を取られた自転車に乗ることはできない。弟はコンポーネントも欲しかったようだ。新型のDura-Ace 9000の噂が流れる中、新しいコンポーネントDura-Ace 7900を購入し、元の7800も譲ることにした。
 7900は人気のコンポーネントである。7800と7900の違いを素人的な視点からレビューをしたいと思う。

クランク(FC-7900)

FC-7900  7900のクランクは見た目がよろしくない。よくいえば燻された7900であるが、質感は7800に軍配が上がる。しかし、性能は素人にも判る程良くなっている。踏み出した時の伝わり方が違うのである。陳腐な表現になるが鋼製が高いというやつである。そのためか立ちこぎはしやすい。力を効率よく伝達し、頼れる一枚に仕上がっている。私のような素人にも恩恵がある。素人はすぐ力尽きる。絶対的なパワー不足なのだ。

チェーン(CN-7901)

 7800と比較してクランクの歯の切り方は全く違う。以前のチェーンで変速するにしても、7900は専用のチェーンを使うべきある。専用チェーンはアシンメトリーなものになっており、片側のプレートが僅かに薄い。社外製の互換チェーンの仕様は控えるべきであろう。7800と比較しても中空ピン、肉抜きプレート加工がされているため、互換品を使った下手な軽量化は考えない方が良い。尚、型番は7901となっているのは脱着式のコネクションピンが付いたCN-7900が嘗て存在したためである。CN-7900は強度不足により廃しされた。7901にはそのような余分な機構は付いていない。

フロントディレーラー(FD-7900B)

FD-7900  フロントの変速性能についても向上が認められる。私が使っているものはワイヤー式である。7800もしっかり変速してくれると思っていたが、7900ではさらに軽やかに変速する。レバーを曲げれば、負荷がかかっている状態でも変速し、たすき掛け時でもチェーンの脱落がしないのは流石である。

リアディレーラー(RD-7900-SS)

RD-7900  見た目は大幅に変化したが、大きな差は感じられない。機能的な変更点としては、キャパシティーが1つ増えリア28Tの選択が出来るようになっている。ヒルクライムもしくは貧脚ローディーには都合がいい。ガイドプリーとテンションプーリーのプレートがカーボン化されている。コンパクトクランク登場のため、トリプル用のGS1)は廃止となっている。

レバー(ST-7900)

ST-7900  ワイヤーが内装式となったため引きの悪さを心配した。が、寧ろ引きは軽くなっており全くの杞憂であった。ネット上では内装式になったため固くなったという記事が見られるが、恐らく組み付けの悪さのためなのであろう。信頼する専門店で作業をしてもらうことを薦める。レバー部分がカーボン化されたが、ただの塗装されたプラスチックにしか見えない。また、軽量化されたためか中のメカが剥き出しになっている。時期製品に期待したいところである。

ブレーキ(BR-7900)

BR-7900  7800のストレートに利く感覚は無くなった。ジワッと効いて離さない。7800のブレーキの立ち上がりが早すぎ苦手であった。コントロール性が良い。素人には7800のブレーキはシビア過ぎた。初めての人でも利用しやすいだろう。

総評

 個人の嗜好の問題だが、7900のデザインはあまり好きではなかった。自転車という感じがしないのである。現代的であるが、しっくりこない。私が見慣れてないせいもあるのかもしれない。しかし、Kimera 3Kは7900と同時に開発された経緯からすると、リファレンス仕様ということになる。7900で組み付けすれば全てがノーマルになり調和すると考えた。
 審美的な点は置いておいて、性能的なものは明らかに向上している。競技志向のライダーだけでなく日曜ライダーでも導入する価値はあるのではないだろうか。

諸情報

メーカーサイト

 http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/...(日本語)

組立店舗

 http://bike-cafe-fb.p-kit.com/(日本語)

注:
 1)ロングゲージ仕様。
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