Salzburg〜Hallstatt(5日目)

旅も終盤に差し掛かった。

終わりに近づくにつれ切ない気持ちになるが

現実ではそれぞれ大切な人が待っているので

帰る場所があるというのは素晴らしいことだ。

 

いよいよ楽しみにしていたオーストリアである。

No kangarooなので間違えないでほしい。

だじゃれでよく使われているのだとか。

まずはザルツブルグという町。

言わずもがなモーツァルトの故郷である。

彼の生家や住居が現在もなお存在していて

それらを含め旧市街全体が世界遺産となっている。

 

 

 

左が観光客で賑わうゲトライデ通りにある生家で

右がその後に移り住んだ住居である。

こう見るとそこまで裕福ではないように思うが

生い立ちを見るとそんなことはない。

寧ろ旅行に行ったり英才教育を受けたりと

そこそこ裕福だったようだ。

 

また彼の肖像画がパッケージに描かれた

チョコレート菓子のモーツァルトクーゲルは

お土産に人気である。

パチモンが多く商標権争いが絶えないが

唯一オリジナルレシピを使用し手作業で作っている

菓子舗フェルストがあるため

観光客なら是非買ってみようとなるだろう。

実際オリジナルの方が美味しい。

少し割高だが単品でも購入できるので

工場で大量生産されたものと食べ比べてみるとよい。

ばら撒き土産にするならパチモンで十分だ。

オリジナルはパッケージがシルバーなので

見た目で判断も可能である。

 

更には彼を記念とした音楽祭も夏に開催されていて

そのときは人がごった返し

ゲトライデ通りは歩けないほどになるのだとか。

 

 

これがそのゲトライデ通りだが

お洒落なお店がたくさんあり

あのマクドナルドでさえ

日本では考えられない洒落た感じになっている。

でもこの時期は広場の方が賑わっているだろう。

 

 

何故ならこれがあるからね。

町の名称にもあるように塩(ザルツ)も有名で

クリスマス・マーケットのあちこちで販売されている。

料理好きにはハーブソルトなんかお洒落だし

バスソルトも売っているので

こちらをお土産にする人も多い。

 

そして今回特に気に入ったのが

ハルシュタットという町である。

 

 

 

ここも世界遺産に登録されているのだが

山と湖のコントラスト

そこにセンスの良い建物の位置関係が絶妙で

この時が一番来て良かったなと思ったかもしれない。

一見日本にもありそうな感じではあるが

やはり建物の影響だろうか

日本では味わえないものがある。

地ビール片手に散歩することをお勧めしたい。

ここも塩が有名でHallはケルト語で「塩」という意味らしく

町の外れには岩塩坑がある。

またケーブルカーがあるのだが

こちらは時間の都合上行けなかったので残念だ。

もう一度訪れてみたい場所の一つである。

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