Hohenschwangau〜Füssen(4日目)

この日はさらに南下し

オーストリアの国境近くにあり

いくつかの湖に囲まれた素敵な町へ向かう。

何故そんな場所に行くかというと

それは勿論私が一番楽しみにしていた

世界遺産ノイシュヴァンシュタイン城があるからだ。

これ発音を間違えると”新しい豚”という

意味になってしまうので注意が必要だ。

ドイツ語でノイは「新しい」で

「豚」はシュヴァインとなるのだ。

 

ノイシュヴァンシュタイン城

 

この建物はルートヴィヒ2世によって建てられた。

だが実際は建設途中で亡くなってしまい

未だに未完成のままらしい。

なので居住していた期間も短く

好きだったという青を基調とした家具等が

ちょこっと展示してある。

中を見学するには麓のチケット売場で

チケットを購入する必要があるが

入場には細かく時間規制がされていて

それまでにちょっとした山歩きをして

城へ向かわなければならない。

有料で馬車に乗るという手もあるが

こんな寒い季節なので

歩いた方がメリットが多い。

ただ馬の糞がそこらに散らばっているので

避けながら歩く一種の障害物競争である。

帰りには雪が降り始めていたので

あまりの寒さにホットワインを飲みながら下山。

このホットワインは格別に美味かったわけだが

チケット売場のショップで買った

ドイツの伝統的な焼きパンで

リボンのような独特の結び目が特徴の

プレッツェルはしょっぱいは硬いはで

お世辞にも美味いとは言えなかった。

多分これは焼きたてじゃないとダメなんだろう。

 

また近くには父親が所有していた

ホーエンシュヴァンガウ城があり

こちらも黄色の外観が美しく

見所の一つとなっている。

 

ホーエンシュヴァンガウ城

 

ルートヴィヒ2世の幼少時代は

ここで過ごしていたようだ。

 

 

これは入場時間まで時間が空いていたときに撮った

フュッセンの街で結構気に入っている。

 

ノイシュヴァンシュタイン城を出ると

こちらも世界遺産となっているヴィース教会へ向かう。

 

 

巡礼をしていると中に入ることはできないが

私たちには運があった。

中に入るどころか

コンサートがあるらしく

聖歌隊のリハーサルが行われていたのだ。

以前どこかの日本人観光客が騒いで

迷惑をかけたらしく良い印象がないみたいだが

こんな神聖な場所で

中国人ならまだしも

比較的マナーが良い日本人でも

礼儀知らずな奴がいるんだなと

こっちが恥ずかしい気持ちになった。

しばらく歌を見入っていたら

時間を忘れそうになった。

 

因みにこの日の最低気温は

宿泊先のザルツブルグに向かうので

とても朝が早く

その時に測った氷点下9度とかいう

ラリった感じになっている。

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