LOUD PARK 17(2日目)

CRY VENOM

またも知らないバンドだったので調べた。

Second Windを聴いた限りではかなり現代っぽいな。

でも80年代の香りも漂わせている。

かなり盛り上がりそうな音楽だ。

と思ったのだがそれほどでもなかった。

やはりまだまだ若いなという印象だが

見た目がグッド・ルッキンなので

ライヴ映えはしていますね。

 

BLACK EARTH

本番まで正体を明かさなかった。

GOODSも当日まで販売しない気合いの入れよう。

期待してアリーナに陣取ったが

あれ?シャーリー?まさかのARCH ENEMYか?

と思ったらあれ?クリス?

一瞬考えBLACK EARTHだ!

この瞬間相方のテンションがMAXに。

長いプロジェクトではないだけに

観ておきたかったのだが

まさかここで観れると思ってなかったので得した気分。

演奏は言うまでもないでしょう。

しかしヨハンは老け顏だよな。

 

APOCALYPTICA

チェロでメタルを演奏する4人組。

さすがに弦楽器だけでは寂しいのでドラマーもいる。

オリジナル曲もいっぱいあるし

ヴォーカルが入っている曲もあるのに

バックにはPLAYS METALLICA BY FOUR CELLOSと書いてある。

そりゃ始まりはMETALLICAのカヴァーだったが

今もそれをメーンでやっているとは思わなかった。

やはりカヴァーの方が観衆の受けがいいのだろうか?

実際乗っている人もいたが

弓で叩くように弾く奏法や

立って頭を振りながら弾く姿は真新しいものの

どうも退屈な部分があることは否めない。

折角チェロがあるんだから

クラシカルな曲でもやればいいのに。

 

DEVIN TOWNSEND PROJECT

外に出てスタミナをつけていたので

途中からの鑑賞となった。

前回出演したときに観ているし

そんなに好みの音楽ではないので

反対側のアリーナでのんびりしていた。

メンバー全員スキンヘッドだなと思ったら

鍵盤の人には髪の毛がありました。

そんなこと気にしてないで

ちゃんと音楽聴きなさいよ。

ご飯食べた後だしちょっと眠くてな。

既に相方も燃え尽きているようだ。

まだ本命があんだろが。

 

BLACK STAR RIDERS

THIN LIZZYを前身に持つバンド。

THIN LIZZYのメンバーであるスコット・ゴーハムが立ち上げた。

ヴォーカルの歌唱もフィル・ライノットに似ている。

だがライヴではそんなに似ているとは思わなかったが。

THIN LIZZYは好きだが

このバンド名義で活動してからは聴いたことがない。

THIN LIZZYの曲をやってくれることを期待して

アリーナ前方に陣取ったわけだが

予想通りやってくれたので良かった。

もっとやってほしかったけどね。

やはりスコット一人だけかなりおっさんだな。

SABATONやMESHUGGAHのTシャツを買いたかったが

それどころかほとんどのTシャツが売り切れていて

唯一デザインのかっこいい彼らのTシャツを買った。

Tシャツはどのバンドかが重要ではなくて

デザインが一番重要ですから。

 

CRADLE OF FILTH

彼らもほとんど音源を聴いたことがない。

デス・ヴォイスと例の金切り声だけで構成されていたので

もっとクラシカルで良い曲もあるのに少し残念。

でも新曲のHEARTBREAK AND SEANCEは気に入った。

女性が歌うパートもあるんですね。

相方はあのダニの独特な叫びに参っていたようだが

確かにあれは好き嫌いがあるだろう。

もっと全体的にバランスと精度が高ければ

音楽自体は荘厳なものだからもっと良さが伝わったのだが。

 

MESHUGGAH

彼らも前のLOUD PARKに出演して以来。

数学メタルと称されるほどとてもリズムが難しい。

演奏するのも並大抵ではないだろうが

ギター・リズムに合わせたライトが効果的で

圧倒的なパフォーマンスだった。

思わずリズムを楽しんでしまいました。

総合的にみると2日目のベスト・アクトかもしれないが

個人的にはそこまで好みの音楽ではないので

グッとくることはなかったですね。

一方相方は理解できない音楽が続いて

限界に近いようで死亡寸前。

本命次だけど大丈夫か?

どうだった?と聴くと全部同じに聴こえるとさ。

それはデス・メタルでは禁句やで。

 

SABATON

いよいよ本命の登場だ。

お決まりのGhost Divisionが始まると

相方が復活し楽しんでいるのがわかった。

観衆も大いに楽しんでいるようで

本日一番の盛り上がりだった。

実際私も2日間で一番楽しかった。

MCでバカは乾杯という意味だというのがウケたようで

バカ・コールが涌き起こった。

新たに加わったREINXEEDのトミーも

ネタに使われ馴染んでいるようにみえた。

ヨアキムより断然綺麗な歌声だけどね。

わけわからん日本人が登場したのは微妙だったけど。

 

GENE SIMMONS BAND

さらにわけわからんのは観衆がステージに出てきた

KISSのおっさんである。

素人をステージに乗せることは決してやってはいけない。

楽しそうにやるのはいいんだが

明らかにファンじゃなさそうな人

写真を撮ったりしている人や

マイクを占領しているおっさんなど見るに堪えない。

ジーン・シモンズもお姉ちゃんだったら良かっただろうが

やはり嫌だったのかGet Outと言っていたのに苦笑。

正直な気持ちノーメイクのジーンだけで

KISSの曲をやられてもなんとも思わない。

況してや初めてなだけに

KISSとして観たかったというのが本音。

単独公演をやる意味があるのか皆目理解できない。

 

MICHAEL SCHENKER FEST

やはり神は神だった。

個人的なハイライトはやはり彼でしょう。

ゲイリーのヴォーカルはさておき

白スーツのグラハムも見れたし

ロビンも見れたので満足です。

グラハムは意外と声出てましたね。

まあでもやはり目が釘付けになるのはマイケルでしょう。

あの変則的なフレーズの指使いはもはや変態です。

それで全く音がぶれないあの音色はさすが神です。

ただルドルフのことをあれだけ散々言っておいて

動きは彼に似てたのが滑稽でしたね。

しかもSCORPIONSのロゴをつけていたし

Coast To Coastまで披露してくれた。

SCORPIONSは大好きだが

正直マイケルの方がいいと思ってしまいました。

同じソロ活動でもインギーなんかとは比べ物になりませんな。

神はライヴに限る!そう思いました。

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