2016年 イギリス
好み度 ★★★☆☆ 3.5
ハリー・ポッターの新シリーズで
原作者J・K・ローリングのオリジナル脚本。
魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は
魔法動物をアリゾナで解放させようと
経由地ニューヨークにたどり着く。
だがそこでスーツケースから魔法動物が逃げてしまう。
面白かった?と訊かれると
まあ面白いんじゃないかなと煮え切らない返事になる。
話題性があるだけに期待度が高まってしまうのは辛い。
ハリー・ポッターとの関連性はほとんどないが
ある言葉が出てくるだけでファンはにっこりするだろう。
そういった部分はやはり喜ばしいし
世界観や魔法動物のキュートさは格別で
優しさに満ちた女の子向きの映画だと言えよう。
しかしストーリーはあんまり評価できることはなく
せっかくの魔法の魅力も使う場面が少ないためか
あんまり伝わってこない。
よってか魔法使いより
ノー・マジ(ジェイコブ・コワルスキー)の方が
キャラの魅力が強く印象的。
ただハリー・ポッターのように
一部退屈なシーンというのはないし
逆にワクワク、ハラハラするシーンもないのだが
顔の筋肉を綻ばせ心を温かくしたい人には楽しめる。
全5部作にもなる予定らしいが
これでは物足りない。
次作に期待したい。