SAVAGE MESSIAH
ロンドン出身でスラッシュよりのパワー・メタルをしている。
知らないバンドだったが
少し予習をして寝ぼけ眼で観た。
音源を聴いていた感じヴォーカルがネックだなと思ったが
ライヴではそんなことはなかったように思う。
でも目を覚ましてくれるような
パフォーマンスではなかった。
KUNI
日本出身のギタリストで渡米し
一線のメンバーを引き連れ参加。
だから他のメンバーは多分アメリカ人であろう。
以前にも出演したことがあるが
その時は観ていないので
今回は休憩するには早い時間だし
重なるバンドがないので観た。
だが曲は知らないし
あまり興味があるような音楽でもないので
なんとも言えない。
THE DEAD DAISIES
MOTLEY CRUEで活躍したこともあるジョン・コラビ
様々なバンドに関わりがあるマルコ・メンドーサ
WHITESNAKEを脱退したダグ・アルドリッチなどが在籍し
アメリカンなハード・ロックを聴かせるバンド。
実は今回曲を知らないバンドが多い。
だからどうも乗りきれない部分はあるのだが
このバンドに関しては知っていたら楽しめたはずだ。
ダグがこの後に登場するWHITESNAKEではなく
このバンドでやっていることに違和感を抱いたが
彼のトーキング・モジュレーターやスライド・ギターなど
チェックする部分は多かったかもしれない。
ラストのHelter Skelterだけはわかった。
LACUNA COIL
このバンドは07のLOUD PARKでがっつり観ている。
だがアルバムはDARK ADRENALINEで終わっていて
最近の曲はあまり知らない。
それでも楽しめるだろうと思って前線で観たが
前に観た印象より何か熱くなるものがない。
サウンドもひどいが
クリスティーナの高音が割れてしまっているのは頂けない。
演奏陣の主要メンバーが脱退した影響もあるのか
どうも纏まりがない印象を受けた。
アンドレアはスクリームに近いヴォーカルもやりだしたのか。
しかも顔にペイントするようなバンドだったっけ?
サイン会に参加する機会があり
時間帯もちょうど良かったので行ってみたが
クリスティーナの手は柔らかかったです。
RIOT
3rdのFIRE DOWN UNDERを再現することが発表されたが
そのアルバムは聴いたことがないし
予習はしたもののサイン会に出るので
後方でのんびり鑑賞。
前回参戦した時に観ているし
やはりThundersteelが聴きたいのよね。
SIXX:A.M.
もちろんニッキー・シックスがいることで有名。
ですがまたしても曲をあまり知らない。
こんな知らなくて参加してもいいのだろうか。
よってこれから休む時間がないので
腹ごしらえし体力をつけておくことに。
たが相方がTシャツを買っていて観たいようなので
ビジュアル的にも楽しめるだろうし
次のウリに備えて反対のステージで鑑賞。
ULI JON ROTH
さあここからが本番である。
実際ここからが格段と素晴らしかった。
元SCORPIONSのギター仙人だがライヴは初めて。
選曲が気になっていたが
なんと全てSCORPIONSから演奏。
涙がちょちょぎれそうでしたよ。
たとえヴォーカルがクラウス・マイネではなくとも
その感動は本日で一番でしたね。
しかも意外とヴォーカルの人貢献してました。
ギターが3人も必要なのかはさておき
ウリの泣きまくりのギターはまさに仙人です。
いや神ですね。マイケルは知らん。
SYMPHONY X
個人的にコピバンをやっていたこともあり
移動をしたかったのだが
変に動くより反対のステージの柵で観る方が
よく観えるのでそこで鑑賞。
以前キャンセルをされたのでいよいよって感じです。
マイケル・ロメオやラッセル・アレンの貫禄は十分
期待通りの圧巻なステージだった。
ただ彼らもサウンドがあまり良くなかった。
それが唯一惜しいところだが
お面を被ったり楽しませようとしていることは
伝わってきて印象が良かった。
個人的にはSmoke And MirrorsやIn The Dragon’s Denが聴きたかったが
Sea Of Liesは聴けたので満足です。
KILLSWITCH ENGAGE
AMORPHISと重なってしまったのは痛手だが
06年以来彼らを観ていないし
初期のヴォーカルのジェシーが気になっていたので
このままNIGHTWISHまで動かないことに決めた。
ただサークルピットには巻き込まれたくないので
後方の端っこで鑑賞。
個人的にハワードが好きなので
正直ジェシーじゃ力量が足らないんじゃないかと思ったが
そんなものは杞憂だった。
私が好きなMy Curseからスタートし掴みはばっちり。
その後も新作を筆頭に各アルバムからバランスよく配置。
セルフ・タイトルからやらなかったのは気になるが
せめてStarting Overだけでもやればいいのに。
まあやはりインパクトがあるのは3rdだなと思ってしまうので
仕方ない部分ではあるのだが。
この手の音楽にしてはサウンドも均衡が取れていて
こちらを選んで後悔はなかった。
しかしアダムの服装は相変わらずで
動きも面白いしやはりバンドに欠かせない人物である。
DIZZY MIZZ LIZZY
DARK FUNERALも気になってはいたが
やはり彼らとNIGHTWISHは観たい。
去年観たときより数段とスケールアップしていた。
ステージもそうだが音圧レベルが違った。
それでいてクリアに聴こえる。
選曲はそれほど変わりないのだが
Love At Second Sightでは一緒に歌わずにはいられなかった。
CDよりも断然に良いライヴは何度観ても楽しく
改めていいバンドだなと思った。
これからもアルバムを発表して
レパートリーを増やしてくれたら嬉しい。
NIGHTWISH
フロール・ヤンセンのNIGHTWISHは知らない。
ただ彼女に課せられた使命は並大抵のものではない。
ポップでキュートな声の持ち主でるアネットと
オペラティックなターヤの両極端な声質を
こなさなければならないのだから。
しかし彼女が多種多様で力強い声の持ち主だということは
知っているのでかなりしっくりくるのではないか。
答えはYESである。
前者より問題は後者だろう。
あの癖があるヴォーカルを
完全に再現することは不可能だが雰囲気は出ていた。
そもそも彼女らしく歌えていればいいわけで
あれならファンは温かく迎えてくれるだろう。
そんな私はメタル・ファンとして失格なのか
どうしてもターヤのイメージが強すぎて
ターヤの曲が聴きたいと思ってしまう。
実際Wish I Had An AngelやStargazersが
聴けなかったのは不満であって
サウンドもバランスが悪いこともあり
どうも今一つ盛り上がりに欠けたのである。
彼らの音楽はサウンドがきっちりしていないと
魅力が伝わりにくい部分があるかもしれない。
WHITESNAKE
前日もそうだがヘッドライナーを含め
今年は年配の方が好きそうなバンドばかりである。
そのせいか人が少ないように感じたわけだが
この日はEXTREME STAGEがあるせいか
前日よりは人が多かったように思う。
生憎私はそのステージには縁がなかったが
正直前日のSCORPIONSを多くの人に観てもらいたかった。
比べてはならないがカヴァデールには
もう以前のような魅力はない。
がなればいいというものではないのだ。
ただIs This Loveや要所要所で昔の魅力が
たまに垣間見せるのでDOKKENよりは断然マシだ。
一番印象に残っているのがドラム・ソロという時点で
少し虚しさを感じるが
年齢からしてあれは驚異的というしかない。
2人のギター・ソロも見事で
新加入のギタリストも技巧派だった。
でも何だかんだ名曲の数々が始まると
体が動いてしまうのだけど。
2日目の方が全体的に出来が良かったですね。