LOUD PARK 14(2日目)

ARION

STRATOVARIUSのマティアスの弟が所属しているバンド。

最近デビュー・アルバムを発表した。

キーボードを強調したメロディック・メタルを演奏している。

途中から観たが

ヴォーカルはパッとしないし

まだまだこれからのバンドだ。

 

PERIPHERY

アメリカで結成され

まだ2枚のスタジオ・アルバムしか発表していないが

ここからが本番というように

演奏レベルが格段にあがった。

MESHUGGAHのようなプログレで

時折クリーンなヴォーカルも発する。

トリプルギターということを知らなかったが

髪が短いながら同時にヘッドバンギングする姿は

メタルそのものだった。

 

GLAMOUR OF THE KILL

最新アルバムが傑作だったので

密かに楽しみにしていた。

いや2日目で一番期待していたかも。

そしてそれは間違いではなかった。

やはりフェスには彼らのようなバンドは映える。

プレイとサウンド共にいうことなしだった。

終いにはウォール・オブ・デスをオーディエンスに要求する荒技にでた。

 

BELPHEGOR

ブラック・メタルはあまり聴かないし

バンド名も聞いたことがないバンドだった。

やはりブラック・メタルは世界観を大事にする。

MCも個性的だった。

こういうバンドを観れるのがフェスの醍醐味だろう。

昨年参戦したBEHEMOTHより良い音楽だと思った。

 

THUNDER

今年のLOUD PARKで一番の感動を得た。

お決まりのBGMが流れ

まさかのDirty Loveから始まり掴みは完璧。

おじさんになってもダニーの声は衰えず

オーディエンスの煽り方もうまく

会場の一体感が凄かった。

まだまだやめるのはもったいないと思えるパフォーマンスだった。

ただ曲数が少なくてもっと時間があれば良かった。

 

THE HAUNTED

おでこから血を流しながらも吠えまくっていた。

バンドの状態がうまくいっているということを実感した

圧倒的なライヴだったが

あまり曲を知らないので

前日からの疲れにより後ろの自由席で観ていた。

 

RIOT

リーダーのマーク・リアリが亡くなり

RIOT Vとして活動している彼らだが

実はメロスピ系は好きなのにあまり曲を聴いたことがないのである。

ヴォーカルも新たに発掘したみたいだが

このヴォーカルが名曲Thundersteelを原曲で歌う

素晴らしい人だった。

評価が良かった新作も気になったし

余裕があればアルバムを買い揃えていこうかなと思うのであった。

日本の思い出について歌った曲も披露し

Naritaなど感動する人も多かっただろうが

やはり肝心な人がいないというのは寂しいのである。

 

DEATH ANGEL

2日目はどのバンドもサウンドがよく楽しめたが

その中でも迫力満点だったのが彼らだと思う。

それでいてSOILWORKのようにごちゃごちゃではなく

相方もなんかいいなあと言ってしまうほど。

ドラムで胸をマッサージされているようだった。

ヴォーカルはジンをビンごと飲んでいたが

ハイトーンではこんなことできないな。

 

WITHIN TEMPTATION

緑のエクステと白いドレスで登場したシャロン。

ターヤとコラボしているParadiseから始まったが

他のコラボ曲も含めライヴでやるとなると

どうもシラケるというか微妙な気がしてならない。

楽器隊の誰か歌えないのかなと思う。

昔の曲とのバランスはフェス向きであるが

Tシャツに大きくプリントしてある

Let Us Burnをやらないとはどういうことか。

しかもシャロンはまだ喉が温まっていなかったのか

序盤はとても辛そうに歌っていた。

曲が良いだけに少し勿体無いような気がした。

 

KREATOR

ドイツのスラッシュ四天王。

だが私アルバムを一枚も所持していません。

でもYou Tubeでちゃんと予習しました。

個人的には昔より現在の方が好きなのだが

ファンは昔の方が好きだという人が多い。

よって彼らを待ち望んでいる人達は多かっただろう。

スクリーンで前方の女の子が泣きそうな顔になっていた。

サウンドは控えめで聴き取りやすいのはいいが

DEATH ANGELの方が迫力があった。

だがそこは彼ら動かなくともオーラが違う。

ベテランらしい堂々としたライヴだった。

 

DREAM THEATER

オープニングでアルバム・ジャケットを流すムービーから始まり

早速彼らの世界に引きずり込まれた。

フェスだが曲が長いので選曲は難しいだろうが

新作をメーンに構成するあたりは

現在を生きるバンドだと証明している。

だがそれがどうも微妙で

正直KREATORで終わった方が

フェス的にはすっきりしたような気がする。

しかもベースははっきりしないし

ヴォーカルも無駄にリヴァーブがかかっているのか

鮮明でなくもやもやとした感じだった。

個人的にはやはりヴォーカルがしっかりしてほしいのだが

印象に残ったのはマイク・マンジーニくらいだと思う。

彼らはフェスというより単独公演で観た方がいいだろう。

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2 Responses to LOUD PARK 14(2日目)

  1. thesaitama

    集計したら一日4000件ぐらいのアクセスがあるようですよ。

    • hiro

      そんなにあるのか
      インターネットってすごいな

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