2012年 アメリカ
好み度 ★★★☆☆ 3.0
テディベアがおしゃべりするコメディ映画。
公開当初はここ日本でも話題になった。
少年時代に孤独だったジョンは
テディベアと親友になれることを祈る。
それが現実となり27年経過した今も
ジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッドは親友のままだったが
テッドはどうしようもない中年となっていた。
かわいいテディベアの物語で
子ども向けの映画だと思うがそうではない。
予告編を見ないとそう思うのが普通だろう。
最近紹介した「チャイルド・プレイ」に
外見の可愛さと中身のギャップという点では似ている。
テッドは喋れるようになっても外見はかわいいままだが。
しかも笑いの内容もコメディ化したチャッキーと似ていて下品である。
これではアメリカの笑いのセンスに疑問を抱く人も
ここ日本(特に女性)なら少なからずいるだろう。
また映画マニアのためのネタがいくつかあり
年齢制限がかかるのも仕方がないこと。
私は映画マニアではないのでネタを全て理解したわけではないが
素直に笑えるシーンはいくつかあった。
しかし大衆に受ける内容かと訊かれればそうではない。
映画「フラッシュ・ゴードン」を理解していないと面白さは半減だし
ストーリーだけみても陳腐でつまらない。
まあ細かいことは気にせず純粋に楽しめば良いだろう。
補足するとテッドの声は監督自身が務めていて
日本語版はお笑いの有吉 弘行が務めている。
また日本人向けに表現も異なっていて
冒頭を少し観たがとても観れる内容ではなかった。