2013年 アメリカ
好み度 ★★★☆☆ 3.6
マックス・ブルックスの同タイトル小説を映画化。
ブラッド・ピット主演のゾンビ映画。
元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)は車で家族と移動中
突然現場がパニック状態となる。
非常事態と感じたジェリーは妻子を連れて逃げるが
それは人間をゾンビにさせる未知のウイルスが
感染拡大しているということだった。
そこでジェリーは国連からウイルスの感染原因を
突き止めるよう依頼されるのだった。
原作を知らなかったので
当初タイトルやジャケットから戦争終末もの映画だと思ったが
なんとゾンビ映画だという。
Zはゾンビの頭文字ということか。
そんなものにブラッド・ピットを主演にしていいのか?
と思ったが観て納得した。
それは血が飛び散るようなグロテスクなシーンは皆無で
大衆受けに作られた超A級映画だから。
また最近ゾンビが素早いというのは当たり前になってきたが
そんな駿足ゾンビに対等に立ち向かい
主人公は不死身だと思わずにはいられない。
そんな役には超A級俳優が相応しい。
マニアにとっては賛否両論あるだろうが
正直マニア寄りな私には退屈な部分があった。
だがアクションはさすが超A級だけあって見事で
ラストもハラハラ感を味わえるので
このようなゾンビ映画があっても良いのかなと思った。