バンド「BON JOVI」

アメリカのニュージャージー出身のロック・バンド。

アメリカで一番と言ってもいいくらい

ここ日本でも知っている人の方が多いと思う。

まあ若い連中は知らないだろうけどね。

それほどメジャーなバンド。

誰もが一度は耳にしたことがあるだろうし

あまりに有名なので説明は不要かもしれない。

特に日本のことを大事にしてくれているので

来日回数もかなりのもの。

今やライヴは東京ドームが当たり前で

私も一度ライヴに足を運んでいるが

個人的に東京ドームは音の反響も悪いし好きじゃない。

実は私が中学生のときに初めて聴いた洋物ロックが彼らだった。

それくらい思い入れが強いバンドでもあるし

好きなバンドの一つである。

 

BON JOVIメンバー

(l. to r.)

Jon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ)<vo>

Richie Sambora(リッチー・サンボラ)<g>

Tico Torres(ティコ・トーレス)<ds>

David Bryan(デイヴィッド・ブライアン)<b>

 

リーダーのジョンとブライアンによって結成され

今はヒュー・マクドナルドという”第5のメンバー”と称される

ベーシストが長年サポートしているが

結成当初はアレック・ジョン・サッチというベーシストが

正式にメンバーとして在籍していた。

ロック・バンドでは長年活躍しているのに

メンバー・チェンジが少ない稀なバンドともいえる。

 

1984年 1st  BON JOVI

 

BON JOVI

 

1. Runaway

2. Roulette

3. She Don’t Know Me

4. Shot Through The Heart

5. Love Lies

6. Breakout

7. Burning For Love

8. Come Back

9. Get Ready

 

私が生まれた年に彼らはデビューしたのだな。

大概の人は3rdの名盤以降というが

このデビュー作もBON JOVIの歴史の中においてかなり重要。

デビューなのにアメリカらしくない

キャッチーでマイナー調の哀愁溢れる雰因気が漂う。

キーボードが印象的で

Love Liesのようにそれを主体とした曲もあるので

どこか独特で歌謡曲っぽいところもあり

それらが日本で支持された要因だと思う。

今もライヴの定番であるRunawayが収録されているし

名作とはいかないかもしれないが

彼らのファンなら原点を通過しないと話にならない。

 

試聴

Runaway

 

1985年 2nd  7800° FAHRENHEIT

 

7800° FAHRENHEIT

 

1. In And Out Of Love

2. The Price Of Love

3. Only Lonely

4. King Of The Mountain

5. Silent Night

6. Tokyo Road

7. The Hardest Part Is The Night

8. Always Run To You

9. (I Don’t Wanna Fall) To The Fire

10. Secret Dreams

 

前作が日本で話題になった勢いを殺さないように

製作期間があまり設けられなかったためか

コケた作品として知られている。

バンドは2ndが勝負というジンクスを

彼らも払拭できなかった。

だが売り上げはそこまで落ちたわけでなく

アルバムの半分特に前半は佳曲が多い。

だが後半の曲がかなり弱いために賛否が分かれるのだろう。

タイトルの岩(ロック)を溶かす温度が7800度ということで

哀愁は減退しロックを重視した内容ということも

日本人好みではなくなってしまった要因でもあると思う。

だがアメリカより先に日本で話題になったことにより

日本の伝統的な歌曲「さくらさくら」から始まる

Tokyo Roadが収録されており

日本を意識しているので一度聴いてみる価値はある。

 

試聴

In And Out Of Love

 

1986年 3rd  SLIPPERY WHEN WET

 

SLIPPERY WHEN WET

 

1. Let It Rock

2. You Give Love A Bad Name

3. Livin’ On A Prayer

4. Social Disease

5. Wanted Dead Or Alive

6. Raise Your Hands

7. Without Love

8. I’d Die For You

9. Never Say Goodbye

10. Wild In The Streets

 

世界で爆発的に売れた名盤。

誰もが知る曲がここには収められている。

誰もがっていうのはオーバーかな。

難しいことは何も言わず

まずは聴いてみろというのが手っ取り早い。

ここでキーボードがギターのフォローにまわり

Wanted Dead Or Aliveのアコギでの演奏や

リッチーのトーキング・モジュレーターなど

BON JOVIがここで得たものは多い。

曲も音質も飛躍的に向上した

このアルバムは是非体感してほしい。

なおジャケットが日本と欧米で違っていて

却下されたオリジナルが日本では採用されているというのも面白い。

 

試聴

Livin’ On A Prayer

 

1992年 5th  KEEP THE FAITH

 

KEEP THE FAITH

 

1. I Believe

2. Keep The Faith

3. I’ll Sleep When I’m Dead

4. In These Arms

5. Bed Of Roses

6. If I Was Your Mother

7. Dry County

8. Woman In Love

9. Fear

10. I Want You

11. Blame It On The Love Of Rock & Roll

12. Little Bit Of Soul

BONUS TRACKS

13. Save A Prayer

14. Staring All Over Again

 

前作でツアーに疲弊し解散に危ぶまれたが

ジョンやリッチーのソロを発表しながらも休養し

4年の沈黙を破って復活。

90年代に入って世間はグランジがブームとなっていて

売り上げに苦戦したらしいが

爽快なIn These Armsや

名バラードといっていいBed Of Roses

彼らにしてはかなりヘヴィなIf I Was Your Motherなど

バラエティ豊かでヴォーカル・メロディも

過去の作品に負けじとキャッチーで

完全なる復活を印象づけた。

グランジと相反してジャケットや歌詞から絆を連想させるのもGood。

実際一番聴き込んだ作品かもしれない。

 

試聴

In These Arms

 

1995年 6th  THESE DAYS

 

THESE DAYS

 

1. Hey God

2. Something For The Pain

3. This Ain’t A Love Song

4. These Days

5. Lie To Me

6. Damned

7. My Guitar Lies Bleeding In My Arms

8. (It’s Hard) Letting You Go

9. Hearts Breaking Even

10. Something To Believe In

11. If That’s What It Takes

12. Diamond Ring

BONUS TRACKS

13. All I Want Is Everything

14. Bitter Wine

 

過去最高の名バラードAlwaysを収録した

初のベスト・アルバム「CROSS ROAD」を挟んでリリースされ

ベースのアレック・ジョン・サッチが脱退している。

ベストを発表したことにより活動の区切りがついたのか

明らかに音楽性が変化したということに注目したい。

まず聴いて思うのは軟弱になったなということで

殆どが大人しい曲で構成されている。

だが歌詞を見ながら聴いていると

パーソナルな内容で内に秘めた力強さを感じるのである。

鬱憤を吐き出したような重くダークな印象で

過去に比べるとわかりやすさはないが

練られた曲は聴き込むほど良さが伝わるし

ミュージシャンとして円熟した作品である。

 

試聴

These Days

 

2000年 7th  CRUSH

 

CRUSH

 

1. It’s My Life

2. Say It Isn’t So

3. Thank You For Loving Me

4. Two Story Town

5. Next 100 Years

6. Just Older

7. Mystery Train

8. Save The World

9. Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

10. She’s A Mystery

11. I Got The Girl

12. One Wild Night

BONUS TRACKS

13. I Could Make A Living Out Of Lovin’ You

14. Neurotica

 

前作リリース後また個人活動が増えリリースが遅れたが

前作とは打って変わって明るく爽やかでポップな要素が強くなっている。

Livin’ On A Prayerの現代版といわれている

これまたトーキング・モジュレーターが印象的なIt’s My Lifeが大ヒットし

日本でも楽曲を提供したり主題歌に採用されたり

Music Stationで披露したりと積極的に来日して

話題になっていたと思う。

メロディも過去一番というくらい充実していて

初心者には聴きやすいかもしれない。

彼らのメロディ・センスはまだ衰えない。

因みに一番最初にリアル・タイムで聴いたスタジオ・アルバム。

 

試聴

It’s My Life

 

2002年 8th  BOUNCE

 

BOUNCE

 

1. Undivided

2. Everyday

3. The Distance

4. Joey

5. Misunderstood

6. All About Lovin’ You

7. Hook Me Up

8. Right Side Of Wrong

9. Love Me Back To Life

10. You Had Me From Hello

11. Bounce

12. Open All Night

BONUS TRACKS

13. No Regrets(DEMO)

14. Postcards From The Wasteland(DEMO)

 

アメリカ同時多発テロに触発されたアルバムで

リリース日も9月11日となっている。

歌詞もそれに関連した曲が多い。

そのせいか最初のUndividedを聴いただけで

ヘヴィで怒りをぶつけるような印象を受ける。

しかしその後はBON JOVIらしいナンバーのEverydayや

和やかな優しい曲が続き

またヘヴィな曲が戻ってくるという構成で

全体的に前作よりロックしていて安定した良さをみせている。

このアルバムからも日本でCM等に採用されている曲があったりする。

 

試聴

Everyday

 

2005年 9th  HAVE A NICE DAY

 

HAVE A NICE DAY

 

1. Have A Nice Day

2. I Want To Be Loved

3. Welcome To Wherever You Are

4. Who Says You Can’t Go Home

5. Last Man Standing

6. Bells Of Freedom

7. Wildflower

8. Last Cigarette

9. I Am

10. Complicated

11. Novocaine

12. Story Of My Life

BONUS TRACKS

13. Dirty Little Secret

14. Unbreakable

15. These Open Arms

 

2004年11月にアトランティック・シティで行われた

ライヴDVD付きのスペシャル・エディション。

ジャケットが微笑ましい。

私このツアーのライヴに行きました。

それは何故なら3rdや4thのような原点に戻るというか

最近で一番BON JOVIらしさが表れたアルバムだと思ったから。

タイトル曲は悪く言えば過去のヒット曲からのリユースがあからさまだが

他人からパクっているわけではないし

これが彼ららしさでありファンが求めることだと思う。

そしてもう一つの決め手は最後までダレることがなく

どれも平均以上に素晴らしい出来だということ。

さらにボートラも充実しているのが良い。

 

試聴

Have A Nice Day

 

2007年 10th  LOST HIGHWAY

 

LOST HIGHWAY

 

1. Lost Highway

2. Summertime

3. (You Want To) Make A Memory

4. Whole Lot Of Leavin’

5. We Got It Going On

6. Any Other Day

7. Seat Next To You

8. Everybody’s Broken

9. Till We Ain’t Strangers Anymore

10. The Last Night

11. One Step Closer

12. I Love This Town

BONUS TRACKS

13. Lonely

14. Put The Boy Back In Cowboy

 

メイキングやビデオ映像が収録されたDVD付きの初回盤。

前作のWho Says You Can’t Go Homeのカントリー・ヴァージョンが

好評だったことにより

それに感化されたメンバーが

カントリーの聖地であるナッシュヴィルで制作された

カントリー調を取り入れた意欲的なアルバム。

たが私カントリーという音楽に馴染みがないので

正確にはわからないのだが

それほどカントリー調が強いというわけではないと思う。

率直に言うと聴いた回数は少ないが

決して内容が悪いという意味ではなく

どうも煮え切らないのである。

このまま保守に向かってしまうのかという思いを感じていた。

前作がアメリカ社会を視点にメッセージ性が強いものだったのに対し

本作は6th同様にパーソナルな作品で

今思えば通過点としては必要だったのかなあと思う。

We Got It Going OnとTill We Ain’t Strangers Anymoreでは

有名だというカントリー・ミュージシャンが参加している。

 

試聴

Lost Highway

 

2009年 11th  THE CIRCLE

 

THE CIRCLE

 

1. We Weren’t Born To Follow

2. When We Were Beautiful

3. Work For The Working Man

4. Superman Tonight

5. Bullet

6. Thorn In My Side

7. Live Before You Die

8. Brokenpromiseland

9. Love’s The Only Rule

10. Fast Cars

11. Happy Now

12. Learn To Love

 

当初はもうBON JOVIはいいかなと思っていたのだが

試聴したらBON JOVIらしさが戻ってきており

積極性を感じたので思い切って購入した。

最初はやはり弱いかなあと思ったが

これが聴いていくに連れて結構いいなと思えた。

さすがに往年の積極性はないかもしれないが

熟年らしさの気持ちよいロックが聴けて

前作からの懸念は一応払拭された。

これならまだまだ頑張れると思う。

それにしても長年やっていて必ず平均以上の作品を

作り出してくるのはさすがだよな。

 

試聴

We Weren’t Born To Follow

 

2003年 Compilation  THIS LEFT FEELS RIGHT

 

THIS LEFT FEELS RIGHT

 

1. Wanted Dead Or Alive

2. Livin’ On A Prayer

3. Bad Medicine

4. It’s My Life

5. Lay Your Hands On Me

6. You Give Love A Bad Name

7. Bed Of Roses

8. Everyday

9. Born To Be My Baby

10. Keep The Faith

11. I’ll Be There For You

12. Always

BONUS TRACKS

13. The Distance(LIVE)

14. Have A Little Faith In Me(LIVE)

15. Joey(LIVE)

 

過去のヒット曲をアコースティックでアレンジし

再レコーディングしてまとめたアルバム。

これは私が買ったものではないが

誰かがうちに置いていったのだ。

ロック・ナンバーがどう変化しているのか気にはなったが

いざ聴いてみると別にどうってことない。

オリジナルの方がやはりいいよなあと思うだけ。

 

試聴

Wanted Dead Or Alive

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