1982年 アメリカ
好み度 ★★★☆☆ 3.8
1951年の「遊星よりの物体X」を
ジョン・カーペンター監督がリメイク。
ノルウェー隊のヘリが一匹の犬を追って
アメリカの南極基地に現れた。
その理由を探るためマクレディ(カート・ラッセル)らは
ノルウェー基地に向かうが
そこで彼らが見た光景とは?
そして逃げ延びた犬に異変が起こる。
本来なら本作を観てから
ファーストコンタクトを観るのが普通だが
平成生まれなら逆の人も多いだろう。
私は平成生まれではないが
そのうちの一人で
先輩方とは違った見方ができるわけだ。
ファーストコンタクトは本作の前日譚なので
順番的には流れ通りなわけだが
結果的にはどちらから観ても然程変わらない。
ただ作りはどちらも似ていたので
そう思うとファーストコンタクトは斬新さがなかった。
クリーチャーの造形だけが魅力なのだ。
だがそのクリーチャーの気味悪さは
本作の方がリアルであった。
やはりSFXは不気味な動きを見せてくれる。
ラストのマクレディのセリフが印象的だ。