スウェーデン出身のシンフォニック・メタル・バンド。
初期はデス・メタルをやっていたらしいが
現在はオペラやクラシックを取り入れた
ゴシックで荘厳な感じになっている。
1980年代後半にリーダーのクリストフェル・ユンソンによって結成。
オーケストラやコーラスを多用するため
ヴォーカルは男女含め多数で
アルバムに参加するミュージシャンも多いが
メンバーが流動的で
リーダーのソロ・プロジェクト的な意味合いが強い。
現在メンバーとしてクレジットされているのは
Christofer Johnsson(クリストフェル・ユンソン)<g>:シルクハットを被った人物
Nalle Pahlsson(ナリー・ポールソン)<b>:後列の左から4番目
Johan Koleberg(ヨハン・コーレベリ)<ds>:後列の左から3番目
Thomas Vikström(トーマス・ヴィクストロム)<vo>:後列の左から2番目
Christian Vidal(クリスティアン・ヴィダル)<g>:右端
Lori Lewis(ロリ・ルイス)<vo>:前列左
以上の6人である。
なおナリーはLAST AUTUMN’S DREAMのメンバーでもある。
2007年 10th GOTHIC KABBALAH
DISC 1
1. Der Mitternachtslöwe
2. Gothic Kabbalah
3. The Perennial Sophia
4. Wisdom And The Cage
5. Son Of The Staves Of Time
6. Tuna 1613
7. Trul
8. Close Up The Streams
DISC 2
1. The Wand Of Abaris
2. Three Treasures
3. Path To Arcady
4. T.O.F – The Trinity
5. Chain Of Minerva
6. The Falling Stone
7. Adulruna Rediviva
BONUS TRACKS
8. Seven Secrets Of The Sphinx(Live)
9. To Mega Therion(Live)
前作に2枚同時発売したのに続き本作は2枚組。
創作意欲があるのは素晴らしいが
本作については曲を厳選した方が良かったような気がする。
コンセプト・アルバムみたいだから仕方ない部分もあるだろうが
最後まで聴くのにはかったるい。
でもDisc 1の完成度は高いと思う。
Disc 2も前半は悪くないのだが
LIVE音源はいらないから
やはり弱い曲を削ってまとめた方が良かった。
本作の特徴はコーラスの分厚さで
オペラ調に歌う女性ヴォーカル等
4人のヴォーカルが入り交じり
それぞれ効果的に発揮されている。
その中でも異彩を放っているのが
DREAM EVILやKING DIAMONDでドラムを担当していた
スノーウィ・ショウだ。
彼はヴォーカルでも味があるな。
試聴