正月の日本盤の半額セールに
このWOLFMOTHERの最新作があった。
といっても2009年に発売したものだが。
迷わず手にしたことは言うまでもない。
このWOLFMOTHERは70年代のような
昔のサウンドを彷彿させる
オーストラリア出身のバンドだ。
といっても2004年のデビューなので
音自体は機材や技術が古い昔のような古くさい音ではない。
今と昔ではレコーディング方法やミキシング
マスタリング等全てが進歩して変わっているからね。
この手のバンドには他にTHE ANSWER等がいるが
彼等よりも多少音数が少なく判りやすいと思う。
ヴォーカルに関しても似たようなところはあるが
新作を聴く限りではWOLFMOTHERの方が甲高い声だと思う。
ということでまだ若手で発表したアルバムも2枚だが
デビュー作は全世界で150万枚も売り上げ
グラミーも受賞した持ち主だ。
その中でもLove Trainという曲は
アップル社のiPodのCMに起用されるほど有名。
でも俺は知らないんだけどね。笑
1st発売当初は3人組だったがメインライター以外は脱退してしまい
現在は4人編成で活動している。
現在のメンバー
特にメンバーについてはあまり知らない。
メインライターでギターヴォーカルのアンドリューは
前で手のひらを広げている人だ。
2009年 2nd COSMIC EGG
1. California Queen
2. New Moon Rising
3. White Feather
4. Sundial
5. In The Morning
6. 10,000 Feet
7. Cosmic Egg
8. Far Away
9. Pilgrim
10. Eyes Open *
11. Back Round *
12. In The Castle
13. Phoenix
14. Violence Of The Sun
15. Don’t Let It Bring You Down *
16. Sundial (ACOUSTIC) *
* 日本盤ボーナス・トラック
最初に通しで聴いた時はやはり1stシングルである
New Moon Risingのインパクトが強かった。
ギターソロというソロはないがアレンジが印象深い。
でもWhite Feather、Sundialでは
伸びのいいエモーショナルな
ギターソロを聴かせてくれるし
Sundialの最初はまさにBLACK SABBATHを想起させる。
10,000 Feetは逆に歪みがかったギターを鳴らすし
タイトル曲のCosmic Eggもリズムがいいので
飽きがこない曲運びになっていると思う。
ボートラでも質の高いEyes Open、Back Roundが
聴ける日本盤はお得だな。
まるで70年代にワープしたような思いになるが
決して嫌いな音楽ではない。
寧ろ好きな方なのだ。
試聴