映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ

マーベルの同名コミックを実写化した映画。

宇宙版アベンジャーズみたいな感じだが

このヒーローたちは日本ではあまり馴染みがない。

これで日本で成功するのかと思うが

それは実際に観てみると良い。

後悔はまずない。

 

2014年 1

好み度 ★★★★☆ 4.8

 

Guardians of the Galaxy

 

トレーラーでアライグマが強烈な印象を放ち

興味を惹かれた人も多いだろうが

まさかこいつに感動させられるとは思わなかっただろう。

鑑賞者にその感動を与えるには

強烈なキャラたちにどれだけ感情移入できるかだが

誰もが変わり者なので

かなり苦労した部分はあるだろう。

ましてや日本にあまり浸透していないわけだから。

だが最近涙もろい私は十分に共感できた。

ストーリーは明快でアクションは爽快

そして笑いあり泣きあり。

ここまで単純に楽しめる映画は然う然うない。

単細胞な私にはぴったりである。

 

2017年 リミックス

好み度 ★★★★★ 5.2

 

Guardians of the Galaxy Vol.2

 

引き続きジェームズ・ガンが監督をとった。

じゃないとこのキャラたちは使いこなせない。

キャラたちの共感を得る手間が省けられるので

本作は作りやすかったと思うが

本当にキャラの描き方がうまい。

特にベビーグルートの存在は魅力的である。

相方がぬいぐるみを欲しがったくらいだ。

よって前作の鑑賞は必須であるが

本作も笑いと泣きは健在である。

寧ろキャラの性格が浸透しているので

よりグレート・アップしていてセンスも良い。

まあ下ネタも含まれているが

これもキャラが浸透しているからできること。

センスといえば挿入歌がイケている。

70年代くらいの音楽で構成され

SWEET、FLEETWOOD MAC、CHEAP TRICKなど

どれもセンスが良い。

こんなにふざけた感満載なのに

最後には納得させられる映画は

然う然う真似できないだろう。

次作は必ずや映画館に赴きたいと思う。

Sickness

大人になったからできること。

それはたくさんあります。

飲酒や喫煙

SEX and Drug

普通運転免許

それは18歳からでも可能か。

そして一度にCDを50枚も購入してしまうこと。

それは所謂大人買いというやつです。

いくらセールだったからとはいえ

これは所謂病気というやつです。

それはとかこれはとか所謂とか

もはやCrazyというやつです。

いやただの無駄遣いか?

いやちゃんと聴き込むからそんなことはない。

 

This is fucking!

 

試聴を重ねて好みのやつだけを厳選したわりにはこれです。

メロハー好きなので半分くらいはそれです。

選ぶだけで何時間費やしたかわかりません。

問題のマネーですが全部で¥50,000くらいですかね。

No moneyのくせに完全に病気だわ。

でも意外と安いでしょう?

理解できない人も多いでしょうが

メタル業界やアーティストのためには

CDを買うということが一番重要なのです。

それでもこれはないわ。

全部聴くのに一体どれだけかかるんだ。

これから出る新作CDも買うというのに。

いずれ紹介していきたいと思います。

そんなことよりSEX and Drugに突っ込めよ。

THE RASMUS活動再開そして来日決定!

5本指に入る私の好きなバンドTHE RASMUSが活動再開

そして新作「DARK MATTERS」を10月に発表する。

先行シングルの”Paradise”のOVを観るだけで

あぁあの声が帰ってきたな。

と嬉しくなります。

それに伴うツアーも決定し

11月末に東京と大阪で単独公演が決まった。

実に11年ぶりの来日だが

主催のマーキーは最近頑張っているように思う。

NOCTURNAL RITESもようやく新作を出すし

あと半分もない今年ですが

非常に楽しくなりそうです。

映画「トランスフォーマー/最後の騎士王」

2017年 アメリカ

好み度 ★★★★☆ 4.2

 

Transformers/The Last Knight

 

公開日に鑑賞してきました。

シリーズ5作目にして最終章だというが

どうやらまだまだ続くようだ。

降板を示唆しながらも結局はマイケル・ベイが指揮をとった。

 

古代からトランスフォーマーが存在していたことが明かされる。

その起源である創造主がオプティマス・プライムを洗脳し

地球侵略を企てる。

 

この予告だけで興味をそそられる。

前作はあまり評判が良くなかったが

主役が再びケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)なので

少なくとも前作は観ておきたい。

彼も本作で卒業と宣言している。

全体的な出来としては前作よりは楽しめた。

個人的にこのシリーズは映像とゾクゾク感を求めるのであって

ストーリーはあまり重要視していない。

まあ5作目だけあって単純な構成にするのは難しいだろうが

そこにこだわるあまり熱さが半減している部分はある。

ただ良い部分もあるのは確かで

特にオプティマス・プライムのシーンはゾクゾクした。

彼の出番は圧倒的に少ないのだが

やはり主役は彼なんだと思わせる。

しかし敵があまりにも弱くて呆気ない。

No Sacrifice, No Victoryとあるが

犠牲とはなんだったのか?

インデペンデンス・デイのような戦いに巻き込まれた

民間人のことだろうか?

HAMMERFALLのアルバムを聴いてみるしかない。

またお決まりのコメディ要素もあまり笑っている人がいなかった。

でも何故か観たくなってしまう何かがあるのは間違いない。

バンド「DREAM EVIL」

このバンドもスウェーデンのイエテボリ出身。

現代欧州メタル・シーンを代表する有名プロデューサーである

フレドリック・ノルドストロームが結成し

今やすっかり有名になったギター・ヒーローのガス・Gが

在籍していたことでも知られている。

音楽性は古き良き80年代のメタルが基本。

メタルを愛していることがひしひしと伝わってくるような

ザ・メタルって感じで聴いていると

素直にメタルって最高だなと思える。

ただパロディ的な要素もあり

ふざけているのか真面目なのかはっきりしないが

これもメタルが本当に好きなんだという表れだろう。

 

DREAM EVILメンバー

(l. to r.)

Niklas Isfeldt(ニクラス・イスフェルド)<vo>

Peter Stålfors(ピーター・スタルフォース)<b>

Patrik Jerksten(パトリック・ヤークステン)<ds>

Fredrik Nordström(フレドリック・ノルドストローム)<g>

Mark U Black(マーク・U・ブラック)<g>

 

メンバーにはそれぞれもう一つの呼び名があり

例えばフレドリックはリッチー・レインボーというが

これは明らかにふざけているだろう。

AntidoteのVIDEOなんかもふざけているが

これはこれで面白いからよい。

 

2002年 1st  DRAGONSLAYER

 

DRAGONSLAYER

 

1. Chasing The Dragon

2. Save Us

3. Dragonheart *

4. Losing You

5. Hail To The King

6. Heavy Metal In The Night

7. The Prophecy

8. H.M.J.

9. In Flames You Burn

10. Kingdom Of The Damned

11. The 7th Day

12. The Chosen Ones

13. Losing You (Inst. Version) *

14. Outro

* BONUS TRACKS FOR JAPAN

 

デビュー作だが名プロデューサーという肩書きがあるので

楽曲のセンスも粒揃いで外れはない。

The Prophecyのようなメロスピ調の曲もあるし

影響が窺えるSCORPIONSなどの人気バンドには

名バラードというものが必ず存在し

それが良いバンドの一つのステータスだが

このバンドにもそれが備わっているので

世界的に成功しそうな予感は感じる。

ただフレドリック曰く

趣味でやってるような部分もあるので

ストーリーに沿っているかとかは別として

H.M.J.のような能天気っぽい曲も外せないようだ。

これが否かはどうかはリスナーが勝手に決めればいいだけで

本人たちは楽しそうなのでいいんじゃないか?

 

2004年 3rd  THE BOOK OF HEAVY METAL

 

THE BOOK OF HEAVY METAL

 

1. The Enemy *

2. Into The Moonlight

3. Chapter 6 *

4. No Way

5. Crusaders’ Anthem

6. The Book Of Heavy Metal (March Of The Metallians)

7. The Sledge

8. Tired

9. Unbreakable Chain

10. M.O.M.

11. The Mirror

12. Only For The Night

13. Chosen Twice

* BONUS TRACKS FOR JAPAN

 

1年も経たずに2ndを発表し

来日も成功させ勢いが出てきた渾身の作品。

2ndはなぜかレンタルがあって

地味ではあったが決して悪くない作品だった。

だがこのアルバムはついに来たかというくらい

メタルのエッセンスが詰まった

アンセム的な素晴らしいアルバム。

ただなぜ日本盤だけのボーナス・トラックから始まるのか。

1stにようにストーリーに見合った内容で

構成されているのかはわからないが

これがあるのとないのとでは大分印象が変わってくると思う。

視覚的にもスノーウィ・ショウはいい味出してます。

しかしInto The Moonlightは何回聴いてもいいな。

 

2006年 4th  UNITED

 

UNITED

 

CD1

1. Introduction *

2. Falling

3. Fire! Battle! In Metal!

4. United

5. Blind Evil

6. Evilution

7. Let Me Out

8. Higher On Fire

9. Kingdom At War

10. Love Is Blind

11. Pain Patrol *

12. Back From The Dead

13. Lady Of Pleasure *

14. Doomlord

15. My Number One

* BONUS TRACKS FOR JAPAN

 

CD2

1. Calling Your Name

2. Dynamite

3. Into The Unknown

4. I Will Never

5. Vengeance

 

5曲のボーナス・ディスクが付いてくる初回盤。

タイトルからするとDynamiteはSCORPIONS

Into The UnknownはMERCYFUL FATE

VengeanceはYNGWIEを連想するのだが

カヴァー・ディスクではない。

ここでなんとガス・Gとスノーウィ・ショウが脱退。

これで終わったかと思ったが

マーク・U・ブラックとパトリック・ヤークステンが加入。

その2人のお披露目で幕は開ける。

でもこのイントロもボーナス・トラックなんですけど。

そして疾走曲へ繋ぎ

出だしはいい感じ。

コーラスのメロディも悪くないぞ。

その後も悪くない曲が続くのだが

ただどうもガツッと来るものがないな。

でもコーラスはポップな感じで聴きやすいかも。

後半は少々だらけてしまうので

やはりスターが抜けた穴は大きいかなと思わざるを得ないが

まあある程度は実力が認められた感じなので

まだ終わりにするには早いかなと。

 

2010年 5th  IN THE NIGHT

 

IN THE NIGHT

 

1. Immortal

2. In The Night

3. Bang Your Head

4. See The Light

5. Electric

6. Frostbite

7. On The Wind

8. The Ballad

9. In The Fires Of The Sun

10. Mean Machine

11. Kill, Burn, Be Evil

12. The Unchosen One

BONUS TRACKS

13. Good Nightmare

14. The Return

15. Save Yourself

16. Black Hole

 

マーク・U・ブラックが脱退しダニー・ディーモンが加入。

個人的には前作より好みです。

メロスピ風の疾走曲は見当たらないものの

パワフルで飾り気がない剛直な

メタル要素満載の曲が目立っていて

メロディを生かすというよりは

メタルとしての重みや漢臭い部分を重視している。

よってニクラスの歌唱もより熱く

彼に助けられている部分も多いだろう。

そんな中にもクラシカルなThe Unchosen Oneや

ツイン・ギターが最高なOn The Windなどは印象的で

これがまた違った味をもたらしてくれるので飽きはこない。

バラードが復活したことも嬉しい要素だ。

 

2017年 6th  SIX

 

SIX

 

1. Dream Evil

2. Antidote

3. Sin City

4. Creature Of The Night

5. Hellride

6. Six Hundred And 66

7. How To Start A War

8. The Murdered Mind

9. Too Loud

10. .44 Riders

11. Broken Wings

12. We Are Forever

BONUS TRACKS

13. Under Attack

14. Nowhere To Run

15. Conquer The Power

16. Crush It

 

先々月発表した7年ぶりの新譜。

マーク・U・ブラックが戻ってきた。

バンド名をタイトルにした曲を

最初に持ってくるあたりに気合いを感じたので

レビューを読まずに購入した。

それなのに最初聴いたときは失望してしまった。

明らかにメロディが弱いのである。

特に前半からして冴えない曲が多い。

How To Start A Warでちょっと復活するが

その後も下降していく一方。

でもメタルとしてのかっこよさはあるし

それもニコラスの歌唱があるからであって

何度か聴いてそこまで悪くはないとは思えるようになったが

久しぶりに復活してくれたアルバムとしては

ちょっと物足りないかなと思う。

バンド「ART NATION」

私が注目している期待の新人。

それがスウェーデンのイエテボリから登場したART NATIONである。

薄毛の人にはビビッときそうな名前だ。

イエテボリと聞くとメロデス勢を思い浮かべるが

このバンドは好物のメロディック・ハード。

本人たちは比べられるのが嫌みたいだが

H.E.A.Tが好きな人は間違いなく気に入るだろう。

 

ART NATIONメンバー

(l. to r.)

Johan Gustavsson(ヨハン・グスタフソン)<g>

Christoffer Borg(クリストファー・ボルグ)<g>

Alexander Strandell(アレクサンダー・ストランデル)<vo>

Carl Tudén(カール・トゥーデン)<ds>

Simon Gudmundsson(サイモン・グズムンドソン)<b>

 

アレクサンダーがDIAMOND DAWNを脱退後

クリストファーとセオドア・ヘッドストロム<key>に

出会ったことにより物事がうまく進みだす。

彼はオーディション番組『Idol』に出演経験がある。

そうなると余計にH.E.A.Tと似通ってしまうのだが。

またカールはスウェーデンのドラム・コンクールの優勝者。

現在はサイモンが脱退し

女性ベーシストのレベッカ・トリエルスが加入している。

 

2017年 1st  REVOLUTION

 

REVOLUTION

 

1. Need You To Understand

2. 3000 Beats

3. I Want Out

4. Number One

5. Don’t Wait For Salvation

6. All The Way

7. Start A Fire

8. Moving On

9. Here I Am

10. Look To The Sky

11. Wage War Against The World

12. All In

BONUS TRACK

13. Leave It All Behind (PREVIOUSLY SELF – RELEASED)

14. Don’t Wait For Salvation (DEMO)

15. All In (DEMO)

16. Number One (DEMO)

 

日本デビューは2ndだが

好評だったのか1stも国内盤が発売となった。

この頃はキーボードのセオドアがいたので

2ndよりキーボードがフィーチャーされてる部分も多い。

やはり2ndよりは洗練されてはいないものの

新人ならぬ品格がここにはある。

際立っているのはやはりヴォーカルだろう。

彼の持ち味を生かした楽曲の幅は広く

これで国内盤が発売されなかったのが不思議なところ。

2ndが気に入ったならもちろんのこと

11月に来日が決定したので

行くのなら買うのはマストだろう。

因みにチケット発売日は明後日なので速攻で買います。

 

2017年 2nd  LIBERATION

 

LIBERATION

 

1. Ghost Town

2. Maniac

3. The Real Me

4. Kiss Up & Kick Down

5. When Stars Align

6. One Nation

7. A Thousand Charades

8. Take Me Home

9. I’m Alive

10. Paralyzed

11. What Do You Want

BONUS TRACK

12. Walk My Own Way

 

先々月に発表された日本デビュー作。

前述したがキーボードのセオドアが脱退して5人編成になった。

また本作完成後にベースのサイモンも脱退し

後任には女性ベーシストのレベッカ・トリエルスが加入。

レビューを読んだときからビビッと来るものがあった。

1曲目からかっこいいの一言。

キラー・チューンとなり得るほどの輝きがある。

アレンジも見事でもはやメジャー感が漂っている。

キーボードが抜けたからかギターがハードになっており

アレクを引っ張っていく場面も多い。

そして強みであるバラードも進化していて

盛り上がっていく様はドラマティックである。

メロハー・ファン必須の一枚となりそうだ。

バンド「MASTODON」

最近流行っているSNSの「Mastodon」ではなく

アメリカの人気バンドをご紹介。

前者の開発者はこのバンドのファンらしく

そこでそのままネーミングしたようだが

造語だろうし問題にならないの?

と思ったら造語ではなく

過去に存在したゾウに似た動物らしい。

てなわけで2000年にジョージア州アトランタで結成された彼ら。

結成当初は専任ヴォーカルがいたようだが

デビュー前には脱退し

その後は仲良く4人で活動している。

(仲がいいのかどうかはわからないが順調ということ)笑

 

MASTODONメンバー

(l. to r.)

Brann Dailor(ブラン・デイラー)<ds>

Brent Hinds(ブレント・ハインズ)<g>

Troy Sanders(トロイ・サンダース)<vo, b>

Bill Kelliher(ビル・ケリハー)<g>

 

音楽性はプログレッシヴ・メタルとなっているが

大御所であるDREAM THEATERとは些と違う。

コンセプトとしての表現力や情報量

そして予測不能な暴れっぷりは

メタルの将来を担う存在と言われる程。

 

2009年 4th  CRACK THE SKYE

 

CRACK THE SKYE

 

1. Oblivion

2. Divinations

3. Quintessence

4. The Czar  Ⅰ. Usurper  Ⅱ. Escape  Ⅲ. Martyr  Ⅳ. Spiral

5. Ghost Of Karelia

6. Crack The Skye

7. The Last Baron

BONUS TRACK

8. Just Got Paid

 

2ndで勢い付き3rdでデビュー

LOUD PARK 06に出演し

世界のオリコンチャートにも食い込む

もはや大物の風格さえ感じられる作品。

初めて聴いた前作の驚きにより

思わず購入してしまったが

結論から言うと買って正解だった。

海、大地ときて本作は空。

歌詞だけ見るとなんのこっちゃという感じだが

音楽を聴くととても味わい深い。

野獣性や突拍子もないスリリングさは些か減退したが

適度にエッジを残しつつも

メロディは向上しているので聴きやすい。

しかし10分にも及ぶ大曲があるように

コンセプトとしての情報量は多く

心の奥まで働きかけるような構築美は

歌だけを聴くような素人にはわかりっこない。

不安になるような怪しい雰囲気に

どこか心地よさを感じてしまう

癖になるような味わいは彼らにしかできない。

何度も聴くことによって新たな発見があるだろう。

ボートラはZZ TOPのカヴァー。

 

2011年 5th  THE HUNTER

 

THE HUNTER

 

1. Black Tongue

2. Curl Of The Burl

3. Blasteroid

4. Stargasm

5. Octopus Has No Friends

6. All The Heavy Lifting

7. The Hunter

8. Dry Bone Valley

9. Thickening

10. Creature Lives

11. Spectrelight

12. Bedazzled Fingernails

13. The Sparrow

BONUS TRACK

14. Deathbound

 

賛否両論がある問題作。

となれば予想できるように

楽曲はコンパクトでストレートになり

メロディを前面に押し出した聴きやすい音楽へ。

メタルというより獰猛なロックという感じで

彼ららしいディープさを残してはいるが

コアなファンからしたら軟化したと

言われざるを得ない。

確かにその割には印象に残るような曲は少なく

どうも中途半端でしっくりこない部分が多い。

ただタイトル曲のように彼ららしさを感じる場面はあるし

コアなファンだからこそ受け入れてほしい

情報や信念があるのも事実。

質としては高品質なのだが

やはり人によって善し悪しはある。

私としてもやはり単細胞なので

つまんね、面白くないというのが正直なところ。

 

2017年 7th  EMPEROR OF SAND

 

EMPEROR OF SAND

 

1. Sultan’s Curse

2. Show Yourself

3. Precious Stones

4. Steambreather

5. Roots Remain

6. Word To The Wise

7. Ancient Kingdom

8. Clandestiny

9. Andromeda

10. Scorpion Breath

11. Jaguar God

 

3月の終わりに発表した新譜。

残念ながら前作は見送らせてもらったが

本作はタイトルやジャケットからして

またCRACK THE SKYEのプロデューサーである

ブレンダン・オブライエンと

再びタッグを組んだことにより

期待度は十分だったので迷わず購入。

コンセプト・アルバムではないにしろ

タイトル通り「砂の皇帝」という一貫としたテーマがある。

ならコンセプト・アルバムではないかと言いたいが

音楽を一通り聴いてコレだよコレ!と叫ばずにはいられない。

“死”を意識した混沌としたサウンド

のたうち回るようなギター

手数が多いドラミングといい

私が求めるものそのもの。

またヴォーカル・メロディも進化しており

世界観を助長している。

これこそがMASTODONであり

ファンの多くが求めるものだと思う。

アルバム「STRIKER」

先々月発表したSTRIKERの新譜。

 

2017年 5th

 

STRIKER

 

1. Former Glory

2. Pass Me By

3. Born To Lose

4. Cheating Death

5. Shadows In The Light

6. Rock The Night

7. Over The Top

8. Freedom’s Call

9. Curse Of The Dead

BONUS TRACKS

10. Desire

11. Heart Of A Lion

 

自身のレーベル『Record Breaking Records』を設立し

そこからのリリースだが

国内盤はMARQUEEからのリリース。

よって環境を一新し再スタートという意味を込めてか

セルフ・タイトルを冠してきた。

ジャケットもB級感がなくなった。

メンバーの変更はない。

基本的には前作の延長線で

彼ららしいキャッチーで

生き生きした曲から始まるのだが

次にはスラッシュからの影響がある

切れの良い曲へと変化。

と思ったらまたキャッチーな曲へ。

やはりそこが重点的にアプローチされているようだが

個人的にはメロディは前作の方が残るような気がする。

セルフ・タイトルにした割には強烈なものがない。

しかもそれで9曲中1曲は短いイントロなので

ちょっと物足りなさも感じるかもしれない。

ただやはり男らしいコーラス・ワークや

伸び伸びとした感じは好きです。

今回のカヴァーはOZZYとJUDAS PRIESTだが

後者の曲はRACER Xの曲だと思ってました。

バンド「ONE DESIRE」

フィンランドから登場した

メロディアス・ハードの新星。

とはいってもメンバーは経験ある人ばかり。

 

ONE DESIREメンバー

(l. to r.)

Jimmy Westerlund(ジミー・ウェスターランド)<g>

Andre Linman(アンドレ・リンマン)<vo, g>

Jonas Kuhlberg(ヨナス・クールバーグ)<b>

Ossi Sivula(オッシ・シヴラ)<ds>

 

始まりは2012年にオッシがODという名前でスタート。

メロハー・バンドを結成するために

2年ほど曲作りに専念していたが

プロデューサーのジミーと出会ったことにより

どんどん話が進んでいったとか。

ヴォーカルはなんとSTURM UND DRANGのアンドレ。

そのバンドが活動休止状態なので

ジミーの紹介でオファーを快諾。

そしてジミー本人もメンバーに加入。

さらにベースはご存知CAIN’S OFFERINGのヨナスである。

 

2017年 1st  ONE DESIRE

 

ONE DESIRE

 

1. Hurt

2. Apologize

3. Love Injection

4. Turn Back Time

5. Falling Apart

6. Straight Through The Heart

7. Whenever I’m Dreaming

8. Do You Believe

9. Buried Alive

10. This Is Where The Heartbreak Begins

BONUS TRACK FOR JAPAN

11. This Is Where The Heartbreak Begins (ACOUSTIC)

 

先々月発表したデビュー作。

出会いは突然だった。

YouTubeであるバンドのPVを見てたところ

何気なくクリックしてみたら

鳥肌が立つようなインパクトに駆られ

速攻で購入を決めた。

しかもどこかで聴いたことがあるような声。

ああー思い出した!

てな感じです。

様々なソングライター(メロディ・メーカーのエリック・モーテンソンもいる)と共作。

となれば駄作になるわけがない。

もはやHurtだけで十分だったが

その後もハイ・クオリティの曲が最後まで続く。

しかし私としてはHurtのような

哀愁溢れるメロディアス・ハードが続くと期待していただけに

その他はSTURM UND DRANGの『GRADUATION DAY』に

収録されててもおかしくないような曲が並ぶので

ポップで哀愁があるのはいいのだが

もうちょっとHurtのような路線が欲しかった。

でもね名盤と言われてもいいくらい良いアルバムです。

さすがFrontiers Recordsがプッシュするだけはあります。

ここまで言ってHurtを聴かない人がいたら

Motherf**k!と吠えてやるわい!

TREAT JAPAN TOUR 2017 〜Melodic Power Metal Night Vol.21〜

2015年に25年ぶりに来日したTREATが再び来日。

今回は新作に伴うツアーということで

これは行くしかないと思った。

開演15分前に入り一番後方の高い場所で鑑賞。

これからも活動を続けてほしいのでTシャツを購入。

相方はステージが全て見渡せるということで

クアトロが気に入ったようだ。

やはり年層は高めだったが

人気があるようで9割は埋まっていた。

定刻ぴったりにスタート。

新作の頭から始まったが

これはっ!!

電撃が走り初っ端からやられてしまった。

正直単独でTOP3に入るほど素晴らしいライヴだった。

相方にもそれが伝わったようで

帰ってきてからTREATばかりを聴いているようだ。

各々の演奏は勿論のこと

サウンドのバランスが本当に良かった。

ギターのアンダースの音色は本当に良くて

Papertigerでは鳥肌もんだったし

この人はコーラスも良くて

Do Your Own Stuntsでは泣きそうになった。

元The Poodlesのポンタスとのハーモニーが最高。

彼は写真で見るよりナイスガイで

頭を振り動きが少ない他のメンバーをカバーしていた。

ロバートも声が出ないかなと思っていたのだが

そんなことを思ってしまった自分が

恥ずかしいくらいのパフォーマンスで

ジェイミーもやっと生で見ることができ

もはや全てにおいて感無量である。

再結成前のアルバムDREAMHUNTERから

メドレーをしていたようだが

再結成後のアルバムしか聴いていない私でも

良さがすこぶる伝わった。

前々からゲットしたいと思っているのだが

廃盤でなかなか手に入らない。

あったとしても高額で取引されているので悩むが

この際勢いで買ってしまおうと思った。

この手のバンドはあまり来日する機会が少ないが

このくらい良いバンドが他にもあると思う。

もっとメロハーにチャンスを与えてほしい。

メロハーを愛するファンからのお願いである。